特許
J-GLOBAL ID:200903020561879369

剛体電車線の接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中谷 武嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-357607
公開番号(公開出願番号):特開平10-181390
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 ジョイントスプライサが傾かずに、架台中心面と平行を保ちつつ、架台に引寄せられて、確実にかつ安定して、接続できる構造を提供する。【解決手段】 ジョイントスプライサ5の基端面18は傾斜面17が、架台1のフランジ部2の下面8の傾斜面9に当接する。さらに、ジョイントスプライサ5の先端側に於て、ウエブ4の先端側の側面に、ウエブ圧接部23が当接する。かつ、小突条部21がアール状隅部13に当接する。
請求項(抜粋):
架台の端部相互間をジョイントスプライサにて接続する剛体電車線の接続構造であって、該架台は、基端側にフランジ部を、先端側にイヤー取付用膨出部を備え、該フランジ部と該膨出部間をウエブにて連結した略T字形断面形状とすると共に、該フランジ部下面には、ウエブに隣接する中央寄りの傾斜面と、横断面に於て架台中央面と直交する平坦スライドガイド面が、形成され、かつ、上記膨出部上面には、ウエブに隣接するアール状隅部と、それから延びる側外方下傾の勾配面が、形成され、上記フランジ部とウエブと膨出部にて形成された一対の長手方向凹所に両側から一対のジョイントスプライサを嵌込み、かしめ締結具にて一対の該ジョイントスプライサを引寄せる際に上記スライドガイド面に摺接案内されるスライド平坦面を上記ジョイントスプライサの基端面に形成し、かつ、上記引寄せ後に接続した状態にて、上記フランジ部下面の傾斜面に圧接する傾斜面を、ジョイントスプライサの該基端面に形成し、さらに、上記ジョイントスプライサの先端部には、上記の接続した状態にて、上記アール状隅部に圧接する丸味のある小突条部と、該小突条部から連続して形成されて上記ウエブの先端寄りに圧接するウエブ圧接部とが、設けられていることを特徴とする剛体電車線の接続構造。

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