特許
J-GLOBAL ID:200903020565749702
空気入りタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-179419
公開番号(公開出願番号):特開平5-338416
出願日: 1992年06月12日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 トレッド部15踏面に発泡ゴム層29が設けられた空気入りタイヤ11において、氷雪性能を維持しながら耐摩耗性、耐偏摩耗性を向上させる。【構成】 外側領域38、39のネガティブ比を小と、溝深さDsを浅くしたので、外側領域38、39における陸部33はボリュームが大きく、かつ半径方向長さも短くなって剛性が高くなり、該外側領域38、39での摩耗、偏摩耗が抑制される。しかも、内側領域41、42も剛性向上の影響を受けるため、全体的な耐摩耗性も向上する。さらに、トレッド部15の幅Wが従来より広いので、接地面積が増大し耐摩耗性がさらに向上する。一方、氷雪性能は溝深さが浅くなる反面、ネガティブ比が小となって接地面積が増大するため、殆ど変化しない。
請求項(抜粋):
一対のビード部と、これらビード部から略半径方向外側に延びる一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部間を連ねるトレッド部とを備え、前記トレッド部の踏面に複数の溝を形成するとともに、独立気泡を有する発泡ゴム層を配置した空気入りタイヤにおいて、前記トレッド部を軸方向に4等分し、トレッド端に接する2つの領域を外側領域と、トレッドセンターに接する2つの領域を内側領域としたとき、外側領域におけるネガティブ比を内側領域におけるネガティブ比より小とするとともに、外側領域に位置する溝の溝深さを内側領域に位置する溝の溝深さより浅くし、さらに、前記トレッド部の幅をタイヤ最大幅の0.65倍から0.75倍の範囲としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (2件):
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