特許
J-GLOBAL ID:200903020569140923

荷電粒子ビーム加速器、荷電粒子ビーム加速器を用いた粒子線照射医療システムおよび、粒子線照射医療システムの運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 村上 啓吾 ,  大岩 増雄 ,  児玉 俊英 ,  竹中 岑生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-180532
公開番号(公開出願番号):特開2005-332794
出願日: 2004年06月18日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】 従来、シンクロトロン等によるビーム加速を行う場合、高周波電界発生は3台のファンクションゼネレータと高周波加速装置を用いて制御しているため、制御系が複雑、高価でかつ信頼性の面で課題がある。また、様々なエネルギでのビーム出射やビーム強度の要求条件に対し、制御の最適化に長時間を要しかつ、安定度の高い電磁石電源を必要とする等の課題を解決することを目的とし、ビーム出射制御の簡素化と高信頼性および構成機器数の低減化、高安定度を必要としない電磁石電源を備えた荷電粒子ビーム加速器とそれを用いた粒子線照射医療システムを提供する。【解決手段】 共鳴の安定限界内のベータトロン振動振幅を増加させる手段は、周回ビームが共鳴の安定限界を越えない範囲の周波数帯で運転し、ビーム出射に必要なタイミングで共鳴の安定限界を変化させる手段を運転して、荷電粒子ビームを出射する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
荷電粒子ビーム加速器であって、 前記荷電粒子ビーム加速器には、荷電粒子ビームを加速させるとともに周回軌道に沿って周回させる手段と、共鳴の安定限界の外側で前記荷電粒子のベータトロン振動を共鳴状態にする手段が備えられており、 さらに加えて前記共鳴の安定限界内の荷電粒子ビームのベータトロン振動振幅を増加させる手段と、前記共鳴の安定限界を変化させる手段とが設けられており、 前記ベータトロン振動振幅を増加させる手段は、前記共鳴の安定限界を前記周回ビームが越えない範囲の周波数帯で運転制御されるとともに、ビーム出射に必要なタイミングで前記共鳴の安定限界を変化させる手段が運転制御され、前記荷電粒子ビームが出射されることを特徴とする荷電粒子ビーム加速器。
IPC (3件):
H05H13/04 ,  A61N5/10 ,  G21K5/04
FI (6件):
H05H13/04 Q ,  H05H13/04 G ,  H05H13/04 N ,  A61N5/10 D ,  G21K5/04 A ,  G21K5/04 D
Fターム (17件):
2G085AA13 ,  2G085BA04 ,  2G085BA13 ,  2G085BA14 ,  2G085BA15 ,  2G085BA20 ,  2G085CA05 ,  2G085CA11 ,  2G085CA16 ,  2G085CA24 ,  2G085EA07 ,  4C082AA01 ,  4C082AC05 ,  4C082AE01 ,  4C082AG05 ,  4C082AG13 ,  4C082AG44
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第2596292号公報
  • 特許第2833602号公報
審査官引用 (13件)
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