特許
J-GLOBAL ID:200903020576039189

偏光顕微鏡の検光子インサート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-555125
公開番号(公開出願番号):特表2002-518703
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】検光子インサート(1)において、外部からアクセスできる調節ホイル(2)の回転運動を、2つの等長の平行な調節リンク(8,9)を介して、顕微鏡光路に接合できる回転自在の検光子(3)に伝達する。調節リンク(8,9)の一端(10,11)は、調節ホイル(2)の縁の近傍の支持軸(14)に回転自在に支持されており、他端(12,13)は、検光子フレーム(4)の縁の近傍の支持軸(14)に回転自在に支持されている。上記調節リンクは、調節ホイル(2)および検光子フレーム(4)にその回転軸(15,16)に関して、対をなして相互に90°の角度をなす等長の力てこを形成する。調節リンク(8,9)を金属薄板から構成し、検光子フレーム(4)のスリット(20,21)に挿入すれば、極めて偏平な検光子インサート(1)が得られる。新規の検光子インサート(1)は、駆動ベルトまたは歯車を備えた公知の検光子インサートよりも簡単であり、妥当な価格で製造できる。
請求項(抜粋):
偏光顕微鏡の検光子インサートであって、ー顕微鏡光路に挿入可能なホルダ(5)に、外側にある手動調節ホイル(2)を設置し、回転自在の検光子フレームに、挿入方向へ上記ホイルに隣接して、顕微鏡光路に挿入される内側の検光子(3)を設置し、-調節ホイル(2)の回転運動を検光子(3)に伝達するための伝達手段を調節ホイル(2)と検光子との間に設けた形式のものにおいて、-調節ホイル側の外側のレバー端(10,11)および検光子側の内側のレバー端(12,13)を、夫々、調節ホイル(2)および検光子フレーム(4)の縁の近傍の当該支持軸(14)に回転自在に支持した2つの等長の平行な調節リンク(8,9)が、伝達手段として設けてあり、-上記支持軸(14)は、調節ホイル(2)の回転軸(15)および検光子フレーム(4)の回転軸(16)に関して、それぞれ、2つの等長の相互に直角をなすレバーアーム(17)を形成し、-検光子(3)の出発位置では、すべての支持軸(14)が、調節ホイル(2)および検光子フレーム(4)の回転軸(15,16)を結ぶ線に関して同一の側にかつ同一の平面内にあり、-検光子(3)の中央位置では、双方の調節リンク(8,9)は、相互に最大に離れており、-検光子(3)の終点位置では、すべての支持軸(14)が、両回転軸(15,16)を結ぶ線に関して他の側に、かつ検光子(3)の出発位置によって定められる平面に平行に延びる唯一つの平面内に位置する、ことを特徴とする検光子インサート。
IPC (2件):
G02B 21/00 ,  G02B 7/00
FI (2件):
G02B 21/00 ,  G02B 7/00 G
Fターム (3件):
2H052AA01 ,  2H052AB30 ,  2H052AD34

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