特許

J-GLOBAL ID：200903020577822952

ガスタービン発電装置

発明者： 平田 賢 ,  宇治 茂一 ,  秋山 算甫
出願人/特許権者： 石川島播磨重工業株式会社
代理人 (1件)： 堀田 実 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-351190
公開番号（公開出願番号）：特開平10-184315
出願日： 1996年12月27日
公開日（公表日）： 1998年07月14日
要約：

【要約】【課題】 余剰蒸気を利用して蒸気空気比率αを従来以上に大幅に増大させ、これによりガスタービン全体の出力及び熱効率を向上させることができ、かつ余剰蒸気が利用できない場合でも安定して電力供給ができるガスタービン発電装置を提供する。【解決手段】 空気圧縮機21、第1タービン24a及び第1燃焼器25aからなる第1ガスタービン20と、第2タービン24b及び第2燃焼器25bからなる第2ガスタービン22と、第1ガスタービン及び第2ガスタービンで駆動される発電機27と、発電機と第2ガスタービンとの間に設置され連結及び切断が可能なカップリング23とを備える。余剰蒸気が十分ある場合には、カップリング23を連結して、余剰蒸気を2つの燃焼器25a,25bに供給しガスタービン全体の出力及び熱効率を向上させる。また、余剰蒸気が利用できない場合には、カップリングを切断して、余剰蒸気を第1燃焼器25aのみに供給し、第1ガスタービン24aのみにより安定した発電を維持する。

請求項（抜粋）：

互いに連結された空気圧縮機及び第1タービンと、第1燃焼器とからなり、前記圧縮機による圧縮空気で燃料を燃焼させその燃焼ガスで第1タービンを駆動する第1ガスタービンと、第2タービン及び第2燃焼器からなり、前記圧縮機による圧縮空気で燃料を燃焼させその燃焼ガスで第2タービンを駆動する第2ガスタービンと、第1ガスタービン及び第2ガスタービンで駆動される発電機と、該発電機と第2ガスタービンとの間に設置され、その間の連結及び切断が可能なカップリングと、を備え、余剰蒸気が十分にある場合には、カップリングを連結して余剰蒸気を第1燃焼器及び第2燃焼器に供給し、余剰蒸気が不足する場合には、カップリングを切断して余剰蒸気を第1燃焼器のみに供給する、ことを特徴とするガスタービン発電装置。

IPC (9件)：

F01K 23/10 ,  F01K 21/04 ,  F02C 3/107 ,  F02C 3/30 ,  F02C 3/32 ,  F02C 6/02 ,  F02C 6/18 ,  F02C 7/08 ,  F02C 7/36

FI (11件)：

F01K 23/10 T ,  F01K 23/10 U ,  F01K 23/10 X ,  F01K 21/04 A ,  F02C 3/107 ,  F02C 3/30 C ,  F02C 3/32 ,  F02C 6/02 ,  F02C 6/18 A ,  F02C 7/08 B ,  F02C 7/36