特許
J-GLOBAL ID:200903020584811133

画像符号化装置の雑音抑圧方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-265914
公開番号(公開出願番号):特開平8-130664
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 画像動領域の残像やボケを低減し静止領域の雑音残りを解消する。【構成】 入力画像データの各フレームをブロックスキャン回路1でブロック化し、減算回路2で1フレーム前データとのフレーム間差分を求め、遅延回路3でタイミング調整した後、雑音抑圧回路4でブロック毎に雑音抑圧処理を行い、加算回路5で1フレーム前の画像データを加算し、フレームメモリ回路6で1フレーム遅延して次フレーム処理に供すると共に、テレビスキャン回路12で入力と同じデータ列に並べ変えて出力する。この際、フレーム間差分値について絶対値回路7で絶対値をとり、累算回路8で累算し、雑音抑圧判定回路9でブロック毎に静止領域/動領域を判定し、雑音抑圧処理の実行、中止を制御すると共に、最小値回路10で累算値のブロック内最小値を求め、特性選択回路11で各ブロックの雑音の大きさを判別し、最適な雑音抑圧特性を判別し選択制御する。
請求項(抜粋):
入力画像データを1フレーム分取り込んでブロック単位のデータ列に並べ変えるブロックスキャン回路と、このブロックスキャン回路から出力されるブロック毎の画像データと1フレーム前の対応ブロックの画像データとのフレーム間差分を求める減算回路と、この減算回路から出力されるフレーム間差分値についてブロック毎に雑音抑圧処理を行う雑音抑圧回路と、前記減算回路から出力されるフレーム間差分値についてブロック毎に静止領域か動領域かを判定し、前記雑音抑圧回路に対して、静止領域の場合は雑音抑圧処理を実行させ、動領域の場合は雑音抑圧処理の実行を中止させる雑音抑圧制御手段と、前記雑音抑圧回路から出力されるブロック毎のフレーム間差分値に1フレーム前の対応ブロックの画像データを加算して画像データを生成する加算回路と、前記加算回路から出力されるブロック毎の画像データを1フレーム遅延して前記減算回路及び加算回路に供給するフレームメモリ回路と、前記加算回路から出力されるブロック毎の画像データを入力画像データと同じデータ列に並べ変えるテレビスキャン回路とを具備することを特徴とする画像符号化装置の雑音抑圧方式。
IPC (2件):
H04N 5/21 ,  H04N 7/24

前のページに戻る