特許
J-GLOBAL ID:200903020589475751

原子炉炉心用制御ブレード配置を決定する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-214269
公開番号(公開出願番号):特開平10-123284
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】サイクルエネルギーを最適化しそして全ての設計制約を満足させる原子炉制御ブレード位置の識別に要する時間を減らす、最適な制御ブレード位置を識別する装置を提供する。【解決手段】本発明は、一態様において、最適制御ブレード配置を識別する方法である。この方法は初期化段階(100)と、実行すなわち探索段階(200)とを有する。初期化段階(100)では、初期制御ブレード配置が識別される(108)。ひとたび初期制御ブレード配置が識別されると、このような配置は実行段階(200)において所定制約内で最適化される。さらに詳述すると、実行段階では、各制御ブレード位置が、制約を満足させる(206)かサイクルエネルギーを最適化するかあるいはその両方をなすように該制御ブレード位置を初期位置から変え得るかどうかを決定するように解析される。
請求項(抜粋):
所定設計制約を満足させるのに必要な炉心用制御ブレード配置を識別する装置であって、記憶装置を有する計算機を含み、前記記憶装置は、当該ブレードが臨界に及ぼす影響に基づき各ブレードに割当てられた重みと、各所定設計制約に割当てられた値と、サイクルエネルギーを最大にするか所定制約を満足させるかあるいはその両方をなすために制御ブレードを動かすべき方向を特定する制御ブレード位置用ルールとを記憶しており、前記計算機は、制御ブレード位置メンバーの初期母集団を決定し(108)そしてこの初期母集団を最適化して該母集団のエネルギー効率を改善しかつ前記設計制約を満足させるようにプログラムされ、前記母集団最適化は、(i)少なくとも一つの新しいメンバーを含む新しい母集団を生成することと、(ii)この新母集団用の適合性関数を決定する(110)ことと、(iii)所定適合性レベルを有する母集団が識別されるまで段階(i)と段階(ii)を繰返すことと、(iv)前記所定適合性レベルを有する前記識別母集団で始める1次元探索調整を行う(214)ことにより複数の新母集団を生成することとによって行われるようになっている制御ブレード配置識別装置。
IPC (2件):
G21C 17/10 GDB ,  G21C 7/00 GDB
FI (2件):
G21C 17/10 GDB A ,  G21C 7/00 GDB Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-047996
引用文献:
前のページに戻る