特許

J-GLOBAL ID：200903020592377809

多種少量生産ラインの投入順設定方法

発明者： 杉山 久仁男 ,  大野 泰昭 ,  田中 保夫
出願人/特許権者： パイオニア株式会社
代理人 (1件)： 小橋 信淳 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-278589
公開番号（公開出願番号）：特開平5-092355
出願日： 1991年09月30日
公開日（公表日）： 1993年04月16日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 多種少量生産ラインにおける製品の生産能率を向上させる。【構成】 パラメータとして前回迄の投入回数を設定毎に加算される値で割った出現比率と、1製品当りの生産に要する時間としてのタクトタイムと、このタクトタイムと製品毎の1人当りの作業時間との差であるタクトタイムとの時間差とを算出したデータを用いる。設定順を決定する際には、次のルール1,2を同時に満たしたものを順に投入する。(ルール1)・・・ある投入順までの実際の出現比率と生産予定比率とを比較し、出現比率が予定比率より小さい製品を選ぶ。(ルール2)・・・その際、2種類以上の製品があった場合は、タクトタイムとの時間差が小さい製品を選ぶ。【効果】 サイクルタイムをタクトタイムに近づけた投入順を設定できるため、従来のタクトタイムt0からの大幅なずれが他の工程の流れを中断させるという問題がない。

請求項（抜粋）：

電子機器を混流生産する際に機種の異なる製品の投入順を設定するための多種少量生産ラインの投入順設定方法において、前記機種の異なる製品毎の小計を前記製品の総計で割った生産予定比率と、前回迄の投入回数を設定毎に加算される値で割った出現比率と、1製品当りの生産に要する時間としてのタクトタイムと、このタクトタイムと前記製品毎の1人当りの作業時間との差であるタクトタイムとの時間差とを算出し、(ルール1)・・・ある投入順までの実際の出現比率と生産予定比率とを比較し、出現比率が予定比率より小さい製品を選択する。(ルール2)・・・その際、2種類以上の製品があった場合は、タクトタイムとの時間差が小さい製品を選択する。これらルール1,2を同時に満たしたものを順に投入するようにしたことを特徴とする多種少量生産ラインの投入順設定方法。

IPC (3件)：

B23Q 41/08 ,  G06F 15/21 ,  G06F 9/44 330