特許
J-GLOBAL ID:200903020596946727

ミシンによるくけ縫い送り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 門間 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-263453
公開番号(公開出願番号):特開平7-116370
出願日: 1993年10月21日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 生地を損傷することなく、縫い位置の安定したよれのないくけ縫目を得ることを目的とする。【構成】 ミシンヘッド2に設けた上部針棒4とミシンベッド3内に設けた下部針棒6とを連動して上下動させることにより、1本の針7を生地8に上から下へおよび下から上へ交互に貫通させて手縫いの縫目を形成するミシンであって、ベルト駆動モータ16により駆動される上送りベルト21a,21bと、この上送りベルトに追従して走行される下送りベルト22a,22bとにより生地8を上下両面から挾持して生地送り方向にくけ縫いの縫目ピッチに応じて移動させるとともに、上,下送りベルト21a,21bと22a,22bを、生地折り返し部分8cの縁部8c1 を中心にして左または右に所定量移動させることにより、上から下へ貫通するときの針7の貫通位置を折り返し縁部8c1 に設定し、かつ下から上へ貫通するときの針7の貫通位置を折り返し縁部8c1 から外れた部分に設定する。
請求項(抜粋):
ミシンヘッドに設けた上部針棒とミシンベッド内に設けた下部針棒とを連動して上下動させることにより、1本の針を生地に上から下へおよび下から上へ交互に貫通させて手縫いの縫目を形成するミシンであって、前記ミシンヘッドに上下動可能に設けられ、前記ミシンヘッドの針貫通位置にセットされた生地を上面から軽く押える生地押えと、前記生地押えの両側に生地送り方向に沿い走行可能に配列され前記生地を上面から押圧する一対の上送りベルトと、前記ミシンヘッド側に前記上送りベルトに対向して生地送り方向に沿い走行可能に配列され前記生地を下面から押圧する一対の下送りベルトと、前記上送りベルトおよび下送りベルトを生地送り方向に駆動する駆動手段と、前記針が生地の上方または下方にあるときに前記上送りベルトおよび下送りベルトで挾持された生地を前記駆動手段により所定の縫目ピッチ分送るのに連動してくけ縫いされる生地全体もしくは生地折り返し部の一部を生地送り方向と直交する方向に所定量ずらして生地に対する針の上から下へおよび下から上への貫通位置を変化させる生地横送り手段と、を備えてなるミシンのくけ縫い送り装置。
IPC (3件):
D05B 27/08 ,  D05B 1/24 ,  D05B 35/00

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