特許
J-GLOBAL ID:200903020601041754

外壁内通気構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河澄 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-147260
公開番号(公開出願番号):特開平9-328825
出願日: 1996年06月10日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 外壁に構造用合板を張った在来の木造住宅の外壁内結露を防止する。【解決手段】 構造用合板の裏面であって、土台、梁等の横架材に接する部分に切り溝を入れ、横架材によって外気の通気が遮断されるのを防止する。構造用合板とグラスウール断熱材との間には凹凸のある透湿性防水シートを入れることにより壁内部の通気経路を確保する。【効果】 構造用合板を張ってあるので建物の耐震力が向上するとともに、土台から軒裏への外気の通気経路を確保でき、壁内結露も防止できる。
請求項(抜粋):
木造住宅における外壁下地である土台、柱、梁等の構造材の外側面を面一にして外側面に構造用合板を張り、内側に石膏ボード等の平面基材が張られている外壁構造において、1.構造用合板の裏面であって、土台、梁等の横架材に接する部分に該横架材を横断する通気用の切り溝が設けられ、2.且つ1階部分に張られる構造用合板の切り溝と2階部分に張られる構造用合板の切り溝が連結しており、3.構造用合板の裏面側には表面に凹凸のある透湿性防水シートが凹凸面を接して張られ、4.該透湿性防水シートと石膏ボード等の平面基材との間にはグラスウール断熱材が充填されていることを特徴とする木造住宅の外壁構造。

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