特許
J-GLOBAL ID:200903020605591210

溶液の質量分析に関する方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-229891
公開番号(公開出願番号):特開平9-082269
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【目的】 ソニックスプレーイオン化法において、噴霧キャピラリーの近傍に電極を設置して液体に電界を印加し、液体を噴霧することにより、正または負イオンを高効率で生成する。【構成】 液体を大気中に噴霧させるキャピラリーと、該キャピラリー先端の近傍部位が挿入されて設置されるオリフィスであって、前記キャピラリーの外周壁面に沿って、ガスが前記キャピラリーの先端まで流れるようにしたオリフィスとを具備し、前記キャピラリーの先端近傍でのガス流速が音速程度であり、前記キャピラリー内の液体と前記オリフィスまたは前記キャピラリー近傍に設置された電極との間に電圧が印加されることを特徴とするイオン源。【効果】 液体の電位を接地電位に設定することができ、液体導入部に溶液分離手段を結合することが容易に実現する。また、電極に印加する電圧の極性に従い、生成されるイオンの極性を制御することができる。さらに、タンパクなどの質量の大きい物質の多価イオン等が高効率で再現性よく生成される。
請求項(抜粋):
液体を所定の位置へ流すための流通路と、該液体を該流通路の少なくとも一部が絶縁体であり該絶縁体を介して電界を印加する電界印加手段と、前記電界が印加された液体の下流に配置され、前記液体を噴霧して帯電したガスを生成する噴霧手段を有することを特徴とするイオン源。
IPC (4件):
H01J 49/10 ,  G01N 27/447 ,  G01N 27/62 ,  G01N 30/72
FI (5件):
H01J 49/10 ,  G01N 27/62 G ,  G01N 27/62 X ,  G01N 30/72 G ,  G01N 27/26 331 J
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 質量分析計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-039639   出願人:株式会社日立製作所
  • 質量分析計のイオン源
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-211857   出願人:株式会社日立製作所

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