特許
J-GLOBAL ID:200903020605988195

ネットワークファイル管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-098617
公開番号(公開出願番号):特開平5-274210
出願日: 1992年03月26日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 ネットワーク内でファイルサーバのファイルを共有している場合、ネットワークへのアクセス回数や転送データ量を減らし、ネットワークファイルへのアクセス性能を向上させる。【構成】 キャッシング・クライアント9に、ネットワークファイル用キャッシュ12と、キャッシングしているファイルを他のクライアントに転送する手段10を、またファイルサーバ1には、共有ファイルの状況を記録するファイル管理情報2と、それを参照しながら、自マシンのディスク装置5を制御したり、クライアントを制御して、要求元のクライアントにファイルをネットワークOS6を介して転送し、又、キャッシング・クライアントにファイルの転送を指示するファイル管理部3を有し、これにより、共有ファイル使用時のネットワークへのアクセス回数と転送データ量を減らすことができる。
請求項(抜粋):
ファイルサーバ・クライアントシステムにおいて、共有しているファイルの管理情報と、クライアントからのファイルアクセス要求に応じて、自マシンのディスク装置のファイルを要求元のクライアントに転送する手段と、現在ファイルが他のクライアントでキャッシングされていれば、該キャッシングしているクライアントに対しファイルを前記要求元のクライアントに転送するよう指示する手段と、前記現在ファイルをキャッシングしているクライアントからの、キャッシング中のファイルの書き込み要求を受けて、ファイルの返送を受ける手段とを有するファイルサーバ、並びに、自マシン上でのネットワークファイルアクセス要求に対し、該ファイルがキャッシングされているかを判断し、アクセス要求をどこに出すか決定する手段と、自装置で使用する共有ファイルをキャッシング及び遅延書き込みする手段と、前記ファイルサーバからの指示により、他のクライアントに転送する手段と、転送した結果を前記ファイルサーバに通知する手段と前記ファイルサーバに書き込み要求を出し、キャッシュ上のファイルをファイルサーバに転送する手段と、前記キャッシングしているファイルを更新したら、更新したことを前記ファイルサーバに通知する手段と、前記キャッシングしているファイルへのアクセス頻度を監視する手段とを有するクライアントを具備することを特徴とするネットワークファイル管理方式。
IPC (2件):
G06F 12/00 545 ,  G06F 13/00 357

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