特許

J-GLOBAL ID：200903020608320730

樹脂の製造方法

発明者： 押見 文明 ,  森 智 ,  湯浅 仁士 ,  大月 裕
出願人/特許権者： 日本石油株式会社
代理人 (1件)： 酒井 一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-074563
公開番号（公開出願番号）：特開平9-263641
出願日： 1996年03月28日
公開日（公表日）： 1997年10月07日
要約：

【要約】【課題】C=C結合を2以上持つ不飽和炭化水素化合物とフェノール性OH含有化合物との反応で得られるフェノール樹脂の製造で、反応生成物から未反応フェノール性OH含有化合物をほぼ完全にかつ簡便に除去し、工業的に環境に影響を与えず、物性の良好なフェノール樹脂が得られるフェノール樹脂の製造方法及び耐熱性、耐溶剤性、耐酸性、耐湿性、電気特性等に優れるエポキシ樹脂を簡便に製造する方法を提供する。【解決手段】酸触媒存在下C=C結合を2以上有する不飽和炭化水素化合物とフェノール性OH含有化合物とを反応させて得られる反応液を無機塩基類で中和した後、酸共存下で未反応フェノール性OH含有化合物を蒸留除去し、必要に応じ水洗するフェノール樹脂の製造方法及びこのフェノール樹脂にエピハロヒドリンを反応させるエポキシ樹脂の製造方法。

請求項（抜粋）：

酸触媒存在下、炭素-炭素二重結合を2個以上有する不飽和炭化水素化合物とフェノール性水酸基含有化合物とを反応させて得られる反応液を無機塩基類で中和処理した後、酸共存下で未反応のフェノール性水酸基含有化合物を蒸留除去することを特徴とするフェノール樹脂の製造方法。

IPC (2件)：

C08G 83/00 NUW ,  C08G 59/06 NHJ

FI (2件)：

C08G 83/00 NUW ,  C08G 59/06 NHJ