特許
J-GLOBAL ID:200903020612585039

歯形模型の加工装置、歯形模型の加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坪内 康治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-352448
公開番号(公開出願番号):特開2001-161718
出願日: 1999年12月10日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 台付歯形模型から切り出した支台歯に対応する部分を台上に戻したときの回転ずれ防止用の加工を簡単にできるようにする。【解決手段】 基台1の上に可動テーブル50を昇降自在に支持し、可動テーブル50の下方に設けた4つのドリルの内、ドリル61は真上に向け、ドリル71は水平向き、ドリル81とドリル91は斜め上向きとし、各ドリル刃75、85、95の先端がドリル61のドリル刃65の途中で先端から一定長さ離れた位置に近接させる。可動テーブル50には降下時にドリル刃65、75、85、95の先端部分を挿通させる開口55を形成する。支台歯に対応する部分がドリル刃65の直上に来るように位置決して石膏歯形模型100 を可動テーブル50に載せ降下させると、支台歯に対応する部分の低面にドリル61によりダウエルピン植設穴が穿設され、該穴近くにドリル71、81、91により複数の凹部が刻設され、石膏台を増設したとき、凹部に嵌合する凸部ができる。
請求項(抜粋):
歯形模型の底面が載せられるテーブルを昇降自在に支持する支持手段と、テーブルの下方に上向きに配置され、切削工具を回転させて歯形模型の底面にダウエルピン植設穴を穿ける第1の切削手段と、テーブルの下方に、各々、第1の切削手段の切削工具の途中に別方向から切削工具先端が近接するように配置され、切削工具を回転させて歯形模型の底面のダウエルピン植設穴の近傍に複数の凹部を形成するための2以上第2の切削手段と、を備え、テーブルの一部に、テーブル降下時に第1の切削手段と第2の切削手段の各切削工具の少なくとも先端部分を挿通自在とする開口を設けたこと、を特徴とする歯形模型の加工装置。

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