特許
J-GLOBAL ID:200903020613197377

切削インサート及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-125603
公開番号(公開出願番号):特開2001-001203
出願日: 2000年04月26日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、高速で旋削加工、フライス加工又はドリル加工することにより鋳鉄部品を機械加工するのに特に有効な、耐摩耗性被膜と超硬合金本体とを含む切削工具インサートに関する。【解決手段】 超硬合金本体は、WCと、3.5 〜9質量%のCoと、2質量%未満のTa,Ti 及びNbの炭化物とからなる。また超硬合金本体は、微細に分布したイータ相の島状部を含むコアと、本質的にイータ相を含まず公称Co含有量を有する厚み50〜250 μm の中間領域とを有し、それにより中間領域での結合相が、小さい元の島状部と、元のイータ相から変態した大きい島状部として存在している。従って、大きい島状部は、本質的にコアのイータ相と同じサイズ及び分布を有する。Co含有量が公称Co含有量より低くイータ層を含まない薄い表面領域があってもよい。
請求項(抜粋):
耐摩耗性被膜と超硬合金本体とを含む切削インサートにおいて、上記超硬合金本体が、1〜4μm の平均結晶粒サイズを有するWCと、3.5 〜9質量%のCoと、2質量%未満のTa,Ti 及びNbの炭化物とからなり、上記本体が更に、1〜15μm のサイズで少なくとも10体積%かつ最大でも35体積%の微細に分布したイータ相島状部、WC、Co結合相、及び任意にガンマ相を含むコアと、本質的にイータ相を含まず、公称Co含有量を有する厚み50〜250 μm の中間領域と、イータ相を含まず、公称Co含有量より低いCo含有量を有する厚み0〜25μm の表面領域とからなり、ここで、中間領域における結合相が、もとからの小さい島状部、及びもとのイータ相から変態し、前記コアのイータ相と本質的に同じサイズと分布を有する大きい島状部として存在することを特徴とする切削インサート。
IPC (13件):
B23B 27/14 ,  B22F 3/24 102 ,  B22F 7/00 ,  B23P 15/28 ,  C22C 1/05 ,  C22C 29/08 ,  C23C 8/30 ,  C23C 14/06 ,  C23C 14/08 ,  C23C 16/30 ,  C23C 16/36 ,  C23C 16/40 ,  C23C 28/04
FI (15件):
B23B 27/14 B ,  B23B 27/14 A ,  B22F 3/24 102 A ,  B22F 7/00 G ,  B23P 15/28 Z ,  C22C 1/05 H ,  C22C 29/08 ,  C23C 8/30 ,  C23C 14/06 H ,  C23C 14/06 P ,  C23C 14/08 A ,  C23C 16/30 ,  C23C 16/36 ,  C23C 16/40 ,  C23C 28/04

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