特許
J-GLOBAL ID:200903020613374465
電動式リニアアクチュエータ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029730
公開番号(公開出願番号):特開平9-224348
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【目的】 小型で効率の良い構造で、しかも高度の安全性を確保する。【構成】 電動モータ4の駆動軸5がウォーム9を回転させ、ウォームホイール7を介して回転軸2を回転させる。電動モータ4への非通電時には、ストッパ部材14の係合部16がウォームホイール7の歯と係合する。従って、伝達効率を確保すべく、ウォームホイール7とウォーム9とを可逆的に係合させても、電動モータ4への非通電時に、スラスト荷重により上記回転軸2が回転する事がなくなる。この結果、スラスト荷重によって電動式リニアアクチュエータが伸縮する事を確実に防止できる。
請求項(抜粋):
ハウジングと、このハウジングの内側に回転のみ自在に支持された回転軸と、正転逆転自在な電動モータと、この電動モータの駆動軸と上記回転軸との間に設けられて、この駆動軸のトルクを増大して上記回転軸に伝達する、動力の伝達方向に可逆性を有する減速機と、上記回転軸の一部に設けられたボールねじ部と、このボールねじ部の周囲に複数のボールを介して螺合し、上記回転軸の軸方向に亙る変位のみを自在に支持されたボールナットと、基端部をこのボールナットに結合固定された筒状の出力軸とを備えた電動式リニアアクチュエータに於いて、上記回転軸の一部にこの回転軸と共に回転自在に支持されて、この回転軸に加わるスラスト荷重を受ける間座と、上記回転軸の周囲にこの回転軸に対する回転を自在として支持された間筒と、この間筒の外周面と上記ハウジングの内周面との間に設けられた一方向クラッチと、上記間筒の軸方向一端面と上記間座との間に設けられた摩擦プレートと、上記間筒と上記ハウジングとの間に設けられて、上記回転軸から間筒の軸方向一端面側に加わるスラスト荷重を支承する軸受と、上記減速機を構成し上記駆動軸の回転に伴って回転する減速機構成部材の一部若しくは上記電動モータの一部と直接係脱自在で、係合時にこの減速機構成部材若しくは上記駆動軸の回転を阻止するストッパ部材とを備え、このストッパ部材は上記電動モータへの非通電時に上記減速機構成部材若しくは上記電動モータの一部と係合する事を特徴とする電動式リニアアクチュエータ。
IPC (2件):
FI (2件):
H02K 7/06 A
, F16H 25/22 J
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