特許
J-GLOBAL ID:200903020615691271

電気泳動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 前田 弘 ,  小山 廣毅 ,  竹内 宏 ,  嶋田 高久 ,  竹内 祐二 ,  今江 克実 ,  藤田 篤史 ,  二宮 克也 ,  原田 智雄 ,  後藤 高志 ,  井関 勝守
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-531156
公開番号(公開出願番号):特表2004-510168
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
2次元電気泳動によりサンプルを成分に分離する方法は、間隔を置いて配置され、1つの略平面状の支持手段に担持されるIPGストリップ及びスラブゲルを使用する。平面状の支持手段は、最初は略鉛直面の向きに置かれ、第1の電気泳動分離媒体は、第2の電気泳動分離媒体の上方又は下方に間隙をあけて水平面の向きに置かれる。その後、IPGストリップ内のサンプル混合液の第1の分離が実行され、その間、IPGストリップとスラブゲルは、略水と不混和性で水を抽出不可能な非導電性液、好ましくはパラフィン油により隔離されている。1次元目の分離を実行した後、支持手段を傾斜させ、IPGストリップが水平に対してある角度になるようにし、パラフィン油をIPGストリップとスラブゲルの間の間隙から流し出す。次に、緩衝液含有アガロースゲルを間隙内に流し込み、電界の影響下でサンプル分子がIPGストリップからスラブゲルへ移動するのを可能にする。
請求項(抜粋):
2次元電気泳動によりサンプルを成分に分離する方法であって、 a.長いストリップからなる第1の電気泳動分離媒体と第2の電気泳動分離媒体を、1つの支持手段上に互いに間隔を置いて担持された状態で提供することと、 b.上記平面状支持手段を略鉛直面の向きに置き、上記第1の電気泳動分離媒体を上記第2の電気泳動分離媒体の上方又は下方に間隙をあけて水平面の向きに置き、上記第1の媒体と上記第2の媒体とを略水と不混和で水を抽出不可能な非導電性の液体により隔離させた状態で、上記第1の電気泳動分離媒体内でサンプル混合液に対する1次元目の分離を実行することと、 c.上記1次分離を実行した後、上記第1の電気泳動分離媒体が水平に対してある角度になるように上記支持手段を傾斜させ、上記液体を上記第1の電気泳動分離媒体と上記第2の電気泳動分離媒体との間の間隙から流し出すことと、 d.架橋材料を含有する液状の緩衝剤を上記間隙に流し、電界の影響下でサンプル分子を上記第1の電気泳動分離媒体から上記第2の電気泳動分離媒体への移動させることとを備えた方法。
IPC (2件):
G01N27/447 ,  C07K1/26
FI (4件):
G01N27/26 315H ,  C07K1/26 ,  G01N27/26 315B ,  G01N27/26 315D
Fターム (2件):
4H045AA40 ,  4H045GA33

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