特許
J-GLOBAL ID:200903020620661046

極低温冷凍機の取付装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-141267
公開番号(公開出願番号):特開平5-332655
出願日: 1992年06月02日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 液冷媒を貯溜するデュワー(1)に、蒸発ガスを冷媒回路内で圧縮膨張させて冷却液化させる極低温冷凍機(6)を装着する構造で、デュワー(1)の挿入口(5)と冷凍機(6)の挿入部(30)との間隙を冷凍機(6)の装着に伴って自動的にガスシールし、ガス対流によるデュワー(1)内への熱侵入を防いで冷凍機能力を向上させる。【構成】 冷凍機挿入口(5)周縁に複数の同心かつ段差状のパッキン受部(33),...を持つフランジ(31)を突設し、冷凍機(6)の挿入部(30)外周に、パッキン受部(33),...にそれぞれ対応しかつパッキン受部(33)と逆向き段差状のパッキン装着部(36),...を持つフランジ(34)を突設し、挿入部(30)の冷凍機挿入口(5)への挿入状態で、各パッキン(37)をパッキン装着部(36)とパッキン受部(33)との間で挟圧してパッキン(37),(37)間に閉塞空間(40)を形成する。
請求項(抜粋):
極低温レベルの液化冷媒を貯溜するデュワー(1)に対し、挿入部(30)を該デュワー(1)壁部に開口する冷凍機挿入口(5)に挿入して装着され、デュワー(1)内で蒸発した冷媒ガスを冷媒回路内に吸入して圧縮機で圧縮するとともに、膨張手段(26)で膨張させて凝縮液化し、その液化冷媒をデュワー(1)内に戻すようにした極低温冷凍機において、上記デュワー(1)の冷凍機挿入口(5)周縁に突設されたデュワー側フランジ(31)と、上記冷凍機の挿入部(30)外周に、冷凍機挿入口(5)への挿入時に上記デュワー側フランジ(31)と対向するように突設された冷凍機側フランジ(34)とを備え、上記デュワー側又は冷凍機側のフランジ(31),(34)の一方の他方のフランジ(34),(31)への対向面には複数の同心状のパッキン受部(33),(33),...が段差状に設けられる一方、他方のフランジ(34),(31)の一方のフランジ(31),(34)への対向面には複数の同心状のパッキン装着部(36),(36),...が、上記パッキン受部(33),(33),...にそれぞれ対応してかつパッキン受部(33),(33),...と逆向きの段差状に設けられ、上記パッキン装着部(36),(36),...にそれぞれ径の異なる複数のパッキン(37),(37),...が装着されており、冷凍機の挿入部(30)をデュワー(1)の冷凍機挿入口(5)へ挿入したとき、各パッキン(37)をパッキン受部(33)とパッキン装着部(36)との間で挟圧して、パッキン(37),(37),...間に閉塞空間(40)を形成するように構成されていることを特徴とする極低温冷凍機の取付装置。
IPC (2件):
F25D 3/10 ,  F25J 1/02

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