特許
J-GLOBAL ID:200903020633559259

地盤改良型アンカー工法および地盤改良兼用型削孔機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-323566
公開番号(公開出願番号):特開2001-140253
出願日: 1999年11月15日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【目的】 機械の入れ替えを行うことなくアンカー孔の予備削孔、地盤改良、およびアンカー体の施工を可能とする。【構成】 ケーシングパイプ12を連結、保持可能とする本体パイプ22と、インナロッド14を保持可能とする本体ロッド24とを、単一のスライド体18に対して設けた形態として、地盤改良兼用型削孔機10が構成されている。そして、回転駆動手段34,40の同期した回転のもとでケーシングパイプ12、インナロッド14が一体的に回転されるとともに、単一のスライド体18のスライドのもとで、このケーシングパイプ、インナロッドが一体的に進退移動可能となっている。また、アンカー孔の削孔時、および地盤改良時に必要な所定項目が、対応する測定器によって随時測定されるとともに、この測定結果が、掘削記録装置によって適宜表示、記録可能となっている。
請求項(抜粋):
先端部周面に設けられたノズルをケーシングパイプ先端の削孔具より突出させたケーシングパイプに対するインナロッドの突出形態を、二重削孔管での削孔形態として進退方向で固定的に維持し、削孔水を、前記インナロッドのノズルから所定圧で噴射させ、この削孔水の所定圧噴射を伴う、削孔形態での前記二重削孔管の一体的な回転、および一体的な前進によって、アンカー孔をその予定深度まで一旦削孔するとともに、所定の地盤改良材を、削孔水に代えて削孔水の噴射圧以上の高圧噴射のもとで、インナロッドのノズルから噴射させ、この地盤改良材の高圧噴射を伴う、削孔形態での削孔管の一体的な回転、およびアンカー孔底部から所定位置までの一体的な後退によって、この後退範囲に地盤改良を施し、地盤改良域の後端位置でケーシングパイプを保持し、インナロッドのみをその後退のもとで回収した後、前記地盤改良材の硬化前に、ケーシングパイプを、その内部へのグラウト材の圧送を伴ってアンカー孔底部まで再度前進させるとともに、ケーシングパイプ先端部まで挿入したグラウトホースによるグラウト材の更なる加圧注入の後、このケーシングパイプ内にアンカーテンドンを挿入、配置し、ケーシングパイプをその後退のもとで回収した後、アンカーテンドンを緊張、定着する地盤改良型アンカー工法。
IPC (2件):
E02D 5/80 102 ,  E02D 3/12 102
FI (2件):
E02D 5/80 102 ,  E02D 3/12 102
Fターム (13件):
2D040AB01 ,  2D040AB03 ,  2D040AC05 ,  2D040BA01 ,  2D040BC01 ,  2D040CA01 ,  2D040CB03 ,  2D040DA00 ,  2D040DA01 ,  2D040DA19 ,  2D040DC00 ,  2D041GA03 ,  2D041GC07

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