特許
J-GLOBAL ID:200903020636254785

ポリカーボネートの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-119653
公開番号(公開出願番号):特開平6-329782
出願日: 1994年05月09日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【構成】 ホスゲン、ジフェノール、連鎖停止剤および随時分岐剤から、該ジフェノールのアルカリ金属塩水溶液を、芳香族ポリカーボネートを溶解するが、水とは混和しない溶媒の存在下に、重縮合触媒を使用してホスゲン化することによる界面縮合で熱可塑性芳香族ポリカーボネートを製造する際、得られる粗ポリカーボネート溶液から酸抽出した触媒を直接、単離あるいは精製することなく再利用することを特徴とする熱可塑性芳香族ポリカーボネートの製造法。【効果】 界面重縮合によって得られたポリカーボネート溶液から酸抽出によって得られる触媒溶液は、精製等の処理をせず、直接次の重合反応に使用でき、しかもそれによって得られるポリカーボネートに品質低下が無いので、非常に有利である。
請求項(抜粋):
ホスゲン、ジフェノール、連鎖停止剤、および随時分岐剤から、該ジフェノールのアルカリ金属塩水溶液を、芳香族オリゴカーボネートおよびポリカーボネートを溶解し、そしてそれ自体は水と混和しない溶媒、または溶媒混合物の存在下に、重縮合触媒を使用して、pH値8ないし14で、2段階またはそれ以上の工程段階で、相比を変えてホスゲン化することによる界面縮合での熱可塑性芳香族ポリカーボネートの製造法において、粗ポリカーボネート溶液から酸によって反応抽出した触媒を直接、すなわち単離あるいは精製することなく再利用することを特徴とする熱可塑性芳香族ポリカーボネートの製造法。
IPC (3件):
C08G 64/24 NPV ,  C08G 64/14 NPT ,  C08G 64/40 NPY

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