特許
J-GLOBAL ID:200903020644935082

ヒドロシアン化方法およびそれ用の多座ホスファイトとニッケルの触媒組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-512592
公開番号(公開出願番号):特表平10-506911
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】エチレン二重結合がその分子中の他の如何なる不飽和基とも共役していない脂肪族モノエチレン系不飽和化合物またはエチレン二重結合がエステル基と共役しているモノエチレン不飽和化合物のヒドロシアン化方法において、ゼロ原子価ニッケルと多座ホスファイト配位子を含有させた触媒組成物をルイス酸助触媒の存在下で用いる。
請求項(抜粋):
ヒドロシアン化方法であって、下記の式I、II、III、IV、V、VIおよびVII[式中、各R1は、独立して、H、ハロゲン、C1からC6アルキル、またはOR3(ここで、R3はC1からC6アルキルである)であり、各R2は、独立して、炭素原子数が3から6の第二もしくは第三ヒドロカルビルであり、各R2'は、独立して、H、ハロゲン、OR3(ここで、R3はC1からC6アルキルである)、または炭素原子数が1から6の第一、第二もしくは第三ヒドロカルビルであり、式II、III、IV、VIおよびVIIの場合、R2'は、酸素に対してメタ位もしくはパラ位に位置しており、各R5'は、独立して、H、または酸素に対してオルソ位もしくはメタ位に位置している炭素原子数が1から3の第一もしくは第二ヒドロカルビル、またはCO2R3'(ここで、R3'はC1からC4アルキルである)であり、そして各Xは、独立して、OまたはCH(R4')(ここで、R4'は、H、置換フェニルまたはC1からC6アルキルである)であるが、但し本明細書において、言葉「第二」および「第三」は、芳香族環に結合している炭素原子を指し、そして更に式I、IIおよびVにおいて、少なくとも1個のR2は第三ヒドロカルビルになり得ないことを条件とする]で表される群から選択される少なくとも1種の多座ホスファイト配位子とゼロ原子価ニッケルとルイス酸を含有させた触媒組成物の存在下、エチレン二重結合がその分子中の他の如何なるオレフィン基とも共役していない非環状の脂肪族モノエチレン系不飽和化合物またはエチレン二重結合が有機エステル基と共役しているモノエチレン不飽和化合物をHCN源と反応させることを含む方法。
IPC (4件):
C07C253/10 ,  B01J 31/18 ,  C07C255/04 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C253/10 ,  B01J 31/18 Z ,  C07C255/04 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (2件)

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