特許
J-GLOBAL ID:200903020651762185

4サイクルエンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-003996
公開番号(公開出願番号):特開平6-213052
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 クランク軸にのみ取り付けられたセンサで、燃料カットによる失火を利用し、エミッションに悪影響を与えない簡素で低コストな気筒判別を行うこと。【構成】 回転角センサ3より送られてくる回転角信号と基準角信号に基づいてマイクロコンピュータ4の回転角カウンタはカウントを始め、前記回転角カウンタに基づいて各気筒とも360°CA毎に燃料噴射弁5によりグループ噴射を、点火装置6によりグループ点火をするように制御信号を出力する。次に、マイクロコンピュータ4は任意の一つの気筒に噴射燃料を供給しないことにより故意に失火を発生させ気筒判別を行い、更に、この失火が検出された時期を前に任意に選んだ気筒の点火時期とする。気筒判別が行われたあとは、これより得られる情報をもとに720°CA毎の独立噴射制御に切り換える。
請求項(抜粋):
エンジンが始動してから気筒判別が行われるまでエンジンの一回転に最低一回全インジェクタについて燃料供給を行う燃料噴射制御手段と、前記エンジンのクランク軸にのみ設置され、前記エンジンの一回転につき一回転する前記クランク軸の回転角を検出して、前記クランク軸の所定回転角毎の回転角信号と前記クランク軸の所定回転角位置での基準角信号とを出力する回転角検出手段と、前記エンジンの失火を検出する失火検出手段と、前記回転角信号毎にカウント値をカウントする回転角カウンタ手段と、前記回転角カウンタ手段のカウント値に基づいて各気筒の燃料噴射時期を制御する燃料噴射時期制御手段と、特定の一つの気筒への噴射燃料の供給を停止する特定気筒燃料停止手段と、前記特定気筒燃料停止手段により特定気筒の噴射燃料の供給を停止し、前記失火検出手段により失火が検出されたか否かで気筒判別を行う気筒判別手段と、前記気筒判別手段により気筒判別が行われた後、前記燃料噴射時期制御手段に基づいてクランク角720°に一度前記各インジェクタに噴射燃料を独立して供給する独立燃料噴射制御手段とを備えることを特徴とする4サイクルエンジンの制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-111411

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