特許
J-GLOBAL ID:200903020653460224

中折れ可能なウイング式屋根の開閉補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 澄夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-003572
公開番号(公開出願番号):特開2000-198358
出願日: 1999年01月11日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】中折れ可能なウイング式屋根をもつ車両において,ウイング式屋根の開閉時に,中折れ部の下端が車両に接触することを防止し,円滑な屋根の開閉を補助する装置を提供する。【解決手段】開閉補助装置は,天井部分と側壁部分とから成る断面L字形の屋根が枢着されたウイング式屋根を有し,屋根の側壁部分が,天井部分に続く側壁上部と,該側壁上部に連結ピンにより,内側に中折れ可能に連結された側壁下部と,から構成される車両において,側壁下部を円滑に開閉するための開閉補助装置であって,枢軸に対して垂直な面内でほぼ回動自在になるように,側壁下部の端面下方に,第一のピンにより取り付けられる先端を有する第一のバーと,その面内でほぼ回動自在になるように,第一のバーの後端に第二のピンにより回動自在になるように連結される先端を有し,枠部の上方に第三のピンにより, 取り付けられる後端を有する第二のバーと,第一のバーの,第二のバーに対する回転を制限するストッパと,を有する。
請求項(抜粋):
車両の前枠部と後枠部との間にわたされた枢軸に,天井部分と側壁部分とから成る断面L字形の屋根が左右に枢着されたウイング式屋根を有し,その断面L字形の屋根の少なくとも一方の前記側壁部分が,前記天井部分に続く側壁上部と,該側壁上部に連結ピンにより,内側に中折れ可能に連結された側壁下部と,から構成される車両において,前記側壁下部を円滑に開閉するための開閉補助装置であって,1) 前記枢軸に対して垂直な面内でほぼ回動自在になるように,前記側壁下部の端面下方に,第一のピンにより取り付けられる先端を有する第一のバーと,2) 前記面内でほぼ回動自在になるように,前記第一のバーの後端に第二のピンにより回動自在になるように連結される先端を有し,前記枠部の上方に第三のピンにより取り付けられる後端を有する第二のバーであって,前記側壁上部と側壁下部とからなる屋根が開くとき,前記第二のバーが前記第三のピンを中心に,その開く屋根と同じ方向に回転しつつ,前記第一のバーが前記一のピンを中心に,前記第二のバーの回転方向と反対方向に回転できるように,前記第一のバーに連結される,ところの第二のバーと,3) 前記開く,側壁上部と側壁下部とからなる屋根により,前記第二のバーが所定の角度,回動する間,前記第一のバーの,前記第二のバーに対する回転を制限するストッパと,を有し,前記ストッパにより前記第一のバーの回転が制限されているとき,前記第一のピンと前記第三のピンとの間の距離が一定となり,前記側壁下部の中折れ動作が制限される,ことを特徴とする開閉補助装置。
IPC (2件):
B60J 7/12 ,  B62D 33/04
FI (2件):
B60J 7/12 L ,  B62D 33/04

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