特許
J-GLOBAL ID:200903020659677594
分散処理システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087494
公開番号(公開出願番号):特開平6-301655
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】メッセージ送信時に優先度を、ユーザ等が指定することなく、優先度を使用した分散処理を実現可能とする分散処理システムを提供すること。【構成】分散処理システムを構成する各計算機に、与えられた処理をプロセスの優先度にしたがって実行可能とするスケジューリング処理部(1s、2s、3s)と、プロセスの優先度に対応した新たな優先度を付加したメッセージを送信するメッセージ通信処理部(1c、2c、3c)を備えた構成にする。【効果】複数の計算機を有して構成される分散処理システム全体の処理が、同一の優先度にしたがって実行され、リアルタイム機能を有する分散処理システムを容易に構築できる。
請求項(抜粋):
複数のプロセスを並行に実行する複数の計算機を、ネットワークを介して接続し、各計算機上の、少なくとも1以上のプロセスがプロセス間通信を行いながら、当該プロセスの処理を実行する分散処理システムにおいて、前記各計算機は、処理の順番を定める情報である優先度を有する複数のプロセスを、優先度の高い順番に実行するスケジューリング処理手段と、プロセスの優先度に対応した新たな優先度をメッセージに付加し、前記ネットワークを介して他の計算機に、前記新たな優先度が付加されたメッセージを送受信処理するメッセージ通信処理手段を備え、さらに、前記スケジューリング処理手段は、受信したメッセージに付加された前記新たな優先度に対応した、さらに新たな優先度を、当該受信メッセージに対応する処理を実行するプロセスに与えることを特徴とする分散処理システム。
IPC (2件):
G06F 15/16 370
, G06F 9/46 360
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