特許
J-GLOBAL ID:200903020662158964

炭素繊維の表面処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 穣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-219369
公開番号(公開出願番号):特開平5-044155
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 炭素繊維を電解酸化により表面処理する方法において、初めに炭素繊維を陽極としかつ電解液中で50c/g以上の電気量を通す苛酷な条件下で電解酸化処理を行い、次いで、水洗・乾燥した後に、酸素含有雰囲気下で加熱処理を行う炭素繊維の表面処理方法であり、電解酸化に用いる電解質が硝酸、硫酸及びリン酸等の無機強電解質であり、加熱処理が350°C以下でかつ減圧下で酸素圧が1Torr以上で行われるか、或いは350°C以下でかつ常圧下、酸素濃度約20容量%以上の雰囲気下で行われる。【効果】 炭素繊維表面にマトリックス樹脂との接着性の向上に有効な、凹凸な表面の増加によるアンカー効果増加と酸素含有官能基のみを残して不要成分を除去することによる、主として酸素含有官能基の導入とが効率的に果たせ、この表面処理法で得られた炭素繊維を使用することにより層間剪断強度に優れた複合材を得られる。
請求項(抜粋):
炭素繊維を電解酸化により表面処理する方法において、(a) 初めに炭素繊維を陽極としかつ電解液中で50c/g以上の電気量を通す苛酷な条件下で電解酸化処理を行い、(b) 次いで、水洗・乾燥した後に、酸素含有雰囲気下で加熱処理を行うことを特徴とする、炭素繊維の表面処理方法。
IPC (5件):
D06M 10/00 ,  D01F 9/14 511 ,  D01F 11/16 ,  D06M 11/34 ,  D06M101:40
FI (2件):
D06M 7/00 A ,  D06M 10/00 A

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