特許
J-GLOBAL ID:200903020663914312

バックアップ保定部材ドレナージカテーテル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桂木 雄二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-543073
公開番号(公開出願番号):特表2001-518818
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 2001年10月16日
要約:
【要約】根治的前立腺切除術を受けた患者の膀胱及び尿道内に挿入するためのバックアップ保定部材ドレナージカテーテル(10)。このドレナージカテーテルは、細長管状部材(11)を有する。細長管状部材は、その内部を長手方向に延びるドレナージ管腔(14)と、該管状部材の遠位端部(12)付近に配設された外部ドレナージポート(15,16)を有する。バックアップ保定部材(18)及び特に第1のバルーン(20)は、遠位端部付近で、外部ドレナージポートに隣接して細長管状部材上に配設されている。主保定部材(19)及び特に第2のバルーン(22)も、細長管状部材上で前記第1の保定バルーンの周囲に配設されている。第1及び第2の膨張管腔(21,23)は、細長管状部材内を長手方向に延び、そして、第1及び第2の保定バルーンとそれぞれ内部的に連通している。2つの保定バルーンの個別的な膨張を維持するために、第2の膨張管腔は第1の保定バルーンと外部的に連通している。バルーンを膨張状態に維持するために、第1及び第2の逆止め弁(27,29)が、第1及び第2の膨張管腔の各近位端部に配設されている。縫合テザー(31)がテザー管腔(26)を通して配置され、医師が望む場合には、患者を通して経皮的にドレナージカテーテルを固定する。
請求項(抜粋):
遠位端部(12)、近位端部(13)、及び長手方向に延び、少なくとも前記遠位端部の付近に配設された少なくとも一つのドレナージポート(15,16,17)を有するドレナージ管腔(14)を有する細長部材(11)と、 膨張状態を有し、少なくとも前記遠位端部付近で、かつ前記少なくとも一つのドレナージポートに隣接して前記細長部材上に配設されたバックアップ保定部材(18)と、 膨張状態を有し、前記細長部材上に配設された主保定部材(19)とからなり、 これにより、前記主保定部材が万一膨張状態を維持できない場合にも、前記バックアップ保定部材は患者内の細長部材の位置を維持することができる、ことを特徴とするバックアップ保定部材ドレナージカテーテル(10)。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-107274
  • 特開昭53-069488
  • 特表平7-509160
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