特許
J-GLOBAL ID:200903020664153340

シアノ錯体含有排水の処理方法及びその処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-124976
公開番号(公開出願番号):特開2000-317468
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】シアノ錯体含有排水の処理における、めっきラインの稼働率の低下を防止し、且つ設備費、運転費を最小とする。【解決手段】 シアノ錯体含有排水を一旦原水槽1に貯留し、原水槽1の排水を反応槽5に移送する。反応槽5内の排水の一部をもとに全シアン計41及び遊離シアン計42で全シアン濃度及び遊離シアン濃度の定量を行い、これと並行して排水中の遊離シアンの酸化分解を行い、さらに不溶性塩生成のためのpH調整及び還元雰囲気調整を行う。そして、全シアン計41及び遊離シアン計42で検出した全シアン濃度及び遊離シアン濃度の差からシアン錯体濃度を検出し、これに基づき反応槽5内の排水中のシアン錯体を不溶性塩にするために必要な硫酸亜鉛の添加量を検出し、この添加量の硫酸亜鉛を反応槽5に添加する。不溶性塩が生成されたら、これを固液分離装置9に移送し、原水槽1から反応槽5に新たに排水を移送してどうように処理を行う。
請求項(抜粋):
シアノ錯体含有排水に、当該シアノ錯体含有排水中のシアノ錯体を不溶性塩にするための不溶性塩生成剤を添加して、前記シアノ錯体含有排水から前記シアノ錯体を分離するようにしたシアノ錯体含有排水の処理方法において、前記シアノ錯体含有排水を貯留する原水槽と、前記不溶性塩を生成するための反応槽とを設け、前記不溶性塩生成後に前記反応槽内の前記シアノ錯体含有排水を排出した後、前記原水槽のシアノ錯体含有排水を前記反応槽に移送して前記不溶性塩の生成を行うようになっていることを特徴とするシアノ錯体含有排水の処理方法。
IPC (2件):
C02F 1/58 ,  C02F 1/64
FI (2件):
C02F 1/58 P ,  C02F 1/64 Z
Fターム (10件):
4D038AA08 ,  4D038AB33 ,  4D038AB66 ,  4D038AB81 ,  4D038BA04 ,  4D038BA06 ,  4D038BB13 ,  4D038BB15 ,  4D038BB16 ,  4D038BB18

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