特許
J-GLOBAL ID:200903020664259741

熱定着制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武田 元敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111480
公開番号(公開出願番号):特開平5-307340
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 電子写真装置の定着装置において、定着ローラの加熱用ヒーターが熱暴走を起こした時、ヒーターに流れる電流を遮断し、装置を保護する。【構成】 定着ローラ4の加熱用ヒーター2,定着ローラ4の温度制御用スイッチング素子13及び異常時に回路を開成するリレー9からなる直列回路を備え、定着ローラ4が過熱したとき、その温度を検出した検温素子3の出力信号を受けて、CPU8とコンパレータ6からそれぞれリレー9の制御信号を出力し、ORゲート12によりその論理和を取ってリレー9の制御信号とする制御回路において、コンパレータ6とORゲート12との間にラッチ回路14を設ける。CPU8の暴走により、ヒーター2が熱暴走を起こした時、CPU8からの制御信号が出力されなくても、コンパレータ6から出力される制御信号によりリレー9はオフとなる。しかもその出力をラッチ回路14が保持するので、定着ローラ4の温度低下でリレー9が再びオンになるのを防止する。
請求項(抜粋):
静電写真方式により形成した未定着画像を熱定着する定着ローラの加熱用ヒーターと、前記定着ローラの温度制御用スイッチング素子と、異常時に回路を遮断するためのリレーとからなる直列回路を備えた熱定着装置の制御装置であって、前記定着ローラの温度を検出する検温素子と、該検温素子の出力信号を入力して前記スイッチング素子及びリレーをそれぞれ制御する制御信号を発生するCPUと、前記検温素子の出力信号を入力して前記リレーを制御する制御信号を発生するコンパレータと、該コンパレータの出力信号をラッチするラッチ回路と、前記CPUのリレー制御信号を一方の入力とし前記ラッチ回路の出力信号を他方の入力としてその論理和を取り、その出力信号により前記リレーを制御するORゲートとからなることを特徴とする熱定着制御装置。
IPC (2件):
G03G 15/20 109 ,  G05D 23/19

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