特許
J-GLOBAL ID:200903020666688631

プラスチック皮膜成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 憲秋 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-169633
公開番号(公開出願番号):特開平7-001483
出願日: 1993年06月15日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】 スラッシュ成形法によりプラスチック皮膜成形品を製造するに際して、後に切除等される不要部の厚みを薄くでき、しかもその薄い部分については半焼けによる物性低下を防ぐことのできる製造方法を提供する。【構成】 製品部成形面22と不要部成形面24とよりなる型面を有するスラッシュ成形型20を加熱し、型面に熱可塑性プラスチックパウダー50を接触させて熱可塑性プラスチックパウダーを型面に層状に付着させる際、前記不要部成形面24の加熱量を製品部成形面22の加熱量よりも少なくする。その後、型面に付着しなかった熱可塑性プラスチックパウダーを成形型20から排出し、前記製品部成形面22と不要部成形面24に付着した熱可塑性プラスチックパウダーをさらに加熱して溶融プラスチック皮膜を形成する。その後溶融プラスチック皮膜を冷却してプラスチック皮膜成形品を型面に形成し、そのプラスチック皮膜成形品を脱型する。
請求項(抜粋):
製品部成形面と不要部成形面とからなる型面を有するスラッシュ成形型を加熱し、前記型面に熱可塑性プラスチックパウダーを接触させて型面の熱により熱可塑性プラスチックパウダーを型面に層状に付着させ、前記付着熱可塑性プラスチックパウダーを型面の熱により溶融させて溶融プラスチック皮膜を型面に形成し、その後前記成形型を冷却し溶融プラスチック皮膜を硬化させてプラスチック皮膜成形品を型面に形成した後、前記プラスチック皮膜成形品を脱型するプラスチック皮膜成形品の製造方法において、前記熱可塑性プラスチックパウダー付着時の成形型の加熱量を、前記製品部成形面に比べて不要部成形面で少なくし、前記付着後に製品部成形面と不要部成形面とを加熱して付着熱可塑性プラスチックパウダーを充分に溶融させることを特徴とするプラスチック皮膜成形品の製造方法。
IPC (4件):
B29C 41/18 ,  B29C 41/46 ,  B29C 41/52 ,  B29L 31:58

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