特許
J-GLOBAL ID:200903020667046498

水平移動距離計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-106752
公開番号(公開出願番号):特開平5-296780
出願日: 1992年04月24日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 構成の簡素化と経済化と測定誤差の低減とを図る。【構成】 この発明装置は、水平面に正射影で描く軌跡が直線となる飛翔体に搭載される。機首に向けて機体に直接取付けた加速度11で機首方向加速度aを計測する。また電波高度計13で飛翔体の高度zを測定し、その測定値を微分演算部14で2階微分して、鉛直加速度az =d2 z/dt2 を演算する。前記機首方向加速度a及び鉛直加速度az をベクトル演算部12に入力して、水平加速度ar =(a2 -az 2)1/2 を演算する。その演算値を積分演算部15に入力し、2重積分して、水平移動距離r=∫∫ar dt2 を演算して、外部に出力する。前記機首方向加速度a及び鉛直加速度az 、従って水平加速度ar には従来のように時間と共に累積する大きな誤差は含まれないので、従来より誤差の小さな水平移動距離rが得られる。
請求項(抜粋):
水平面に正射影で描く軌跡が直線となる飛翔体に搭載される水平移動距離計測装置であって、前記飛翔体の機首方向に取付けられ、機首方向加速度aを測定する加速度計と、前記飛翔体に取付けられ、飛翔体の高度zを測定する電波高度計と、その測定された高度zを入力し、2階微分演算して鉛直加速度az =d2 z/dt2 を求める微分演算部と、その求められた加速度az と、前記加速度計で測定された機首方向加速度aとを入力して、水平加速度ar =(a2 -az 2)1/2 を演算するベクトル演算部と、その演算された水平加速度ar を入力し、2重積分して水平移動距離r=∫∫ar dt2 を演算して、外部に出力する積分演算部とを具備することを特徴とする、水平移動距離計測装置。
IPC (2件):
G01C 21/16 ,  G01C 21/24

前のページに戻る