特許
J-GLOBAL ID:200903020677743383
脳タンパク質S-100の存在の測定方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安達 光雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-505124
公開番号(公開出願番号):特表2000-515854
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】臨床サンプルにおいて脳タンパク質S-100の存在を測定するアッセイ法であって、ヒトS100βのβサブユニットのアミノ酸配列のセリン1からアスパラギン38まで及びトレオニン82からグルタミン酸93までの領域中のエピトープに指向された抗体を用いる方法が提供される。
請求項(抜粋):
1. 6-38個のアミノ酸を含むヒトS-100βポリペプチドの少なくとも一つのサブフラグメントからなるペプチド(ただし、前記サブフラグメントは配列及び/又はアミノ酸配列と少なくとも90%の相同性を示し、本質的に同一の免疫特性を保持している)。 2. サブフラグメントがアミノ酸配列:から由来することを特徴とする請求の範囲1のペプチド。である請求の範囲2のペプチド。 4. サブフラグメントがアミノ酸配列:から由来することを特徴とする請求の範囲1のペプチド。である請求の範囲4のペプチド。 6. 配列番号2の配列由来の少なくとも一つのサブフラグメント、及び配列番号3の配列由来の少なくとも一つのサブフラグメントからなることを特徴とする請求の範囲1のペプチド。 7. 請求の範囲1-6のいずれか一つのペプチドを特異的に結合するモノクローナル抗体又はかかる抗体のフラグメント。 8. 請求の範囲2のペプチドを特異的に結合する請求の範囲7のモノクローナル抗体又は抗体フラグメント。 9. 請求の範囲4のペプチドを特異的に結合する請求の範囲7のモノクローナル抗体又は抗体フラグメント。10. イムノアッセイ法における請求の範囲7-9のいずれか一つのモノクローナル抗体又は抗体フラグメントの使用。11. 抗体を誘導するための請求の範囲1-6のいずれか一つのペプチドの使用。12. イムノアッセイ法における請求の範囲1-6のいずれか一つのペプチドの使用。13. 以下の手順を含む、サンプル中のヒトS-100βポリペプチドの存在を測定する方法: 分析するサンプルを請求の範囲8の第1モノクローナル抗体と免疫学的に反応させ(ただし前記第1抗体は担体と結合されている); サンプルを請求の範囲9の第2モノクローナル抗体と免疫学的に反応させ(ただし前記第2モノクローナル抗体は検出手段を与えられている); 洗浄し;そして、 サンプル中のS-100βポリペプチドの量を検出する。14. 検出手段が発光を放出する能力を持つ基である請求の範囲13の方法。15. 担体が磁性粒子である請求の範囲14の方法。16. 請求の範囲1-6のいずれか一つのペプチド、及び/又は請求の範囲7-9のいずれか一つの抗体を含む、サンプル中のヒトS-100βポリペプチドの存在を測定するためのキット。17. 請求の範囲8の第1モノクローナル抗体及び請求の範囲9の第2モノクローナル抗体を含む請求の範囲16のキットであって、前記第1モノクローナル抗体が担体に結合されており、かつ前記第2モノクローナル抗体が検出手段を与えられているキット。18. 前記担体が磁性粒子であり、前記検出手段がルミノールの如き発光を放出する能力を持つ基である請求の範囲17のキット。
IPC (6件):
C07K 14/47
, C07K 16/18
, G01N 33/53
, G01N 33/543 515
, G01N 33/577
, C12P 21/08
FI (6件):
C07K 14/47
, C07K 16/18
, G01N 33/53 D
, G01N 33/543 515 A
, G01N 33/577 B
, C12P 21/08
引用文献:
審査官引用 (2件)
-
Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. (1984) vol.81, no.19, p.6034-6038
-
J. Biol. Chem. (1988) vol.263, no.16, p.7830-7837
前のページに戻る