特許
J-GLOBAL ID:200903020678178965

磁気共鳴撮影装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-289403
公開番号(公開出願番号):特開2000-116618
出願日: 1998年10月12日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 周期的な動きを有し、かつ動きが速い生体部分の断層像を撮影するのに好適な磁気共鳴撮影装置を提供する。【解決手段】 撮影対象の生体が置かれる空間に静磁場を印加した状態で、第1乃至3軸からなる直交3軸の内の第1軸方向の傾斜磁場パルスと時間軸上に離散配列された複数の高周波磁場サブパルスからなるバーストパルスを印加した後、第2軸方向の傾斜磁場パルスを第1位相エンコード傾斜磁場として印加し、その後第1軸方向の傾斜磁場パルスをリードアウト傾斜磁場として強度勾配を反転しながら繰返し印加し、該繰返し印加に合わせて第3軸方向の傾斜磁場パルスを第2位相エンコード傾斜磁場として強度勾配を反転しながら、かつ該軸方向の位相情報をずらしながら印加し、リードアウト傾斜磁場の繰返し印加に合わせて共鳴信号を受信する撮影シーケンスを、心臓の所望の心時相(h1)に合わせて、バーストパルスの励起周波数を変化させながら繰返して実行(F1〜F4)することにより、撮影対象の動きの挙動を高速に撮影する。
請求項(抜粋):
撮影対象の生体が置かれる空間に均一な磁場を印加する静磁場発生手段と、前記空間に互いに直交する第1乃至第3軸方向に強度勾配を有する傾斜磁場をそれぞれ印加する傾斜磁場発生手段と、前記生体に高周波磁場を印加する高周波磁場発生手段と、前記生体から発生する共鳴信号を検出する信号検出手段と、検出された前記共鳴信号を演算して前記生体の断層像を生成する計算機と、前記各手段の駆動を制御する制御手段とを有してなる磁気共鳴撮影装置において、前記高周波磁場発生手段は、時間軸上に離散配列された複数の高周波磁場サブパルスからなるバーストパルスを発生するとともに、高周波磁場サブパルスの周波数を可変に形成され、前記制御手段は、前記空間に前記静磁場を印加した状態で、第1軸方向の傾斜磁場パルスと前記バーストパルスを印加した後、第2軸方向の傾斜磁場パルスを第1位相エンコード傾斜磁場として印加し、その後第1軸方向の傾斜磁場パルスをリードアウト傾斜磁場として強度勾配を反転しながら繰返し印加し、該繰返し印加に合わせて第3軸方向の傾斜磁場パルスを第2位相エンコード傾斜磁場として強度勾配を反転しながら、かつ該軸方向の位相情報をずらしながら印加し、前記リードアウト傾斜磁場の繰返し印加に合わせて前記共鳴信号を受信する撮影シーケンスを実行し、該撮影シーケンスを前記生体の周期的な動きに合わせて前記高周波磁場サブパルスの周波数を変化させながら繰返し実行することを特徴とする磁気共鳴撮影装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (3件):
A61B 5/05 312 ,  A61B 5/05 370 ,  G01N 24/08 520 Y
Fターム (10件):
4C096AA01 ,  4C096AB03 ,  4C096AB25 ,  4C096AD06 ,  4C096AD10 ,  4C096AD27 ,  4C096BA13 ,  4C096BB03 ,  4C096CC26 ,  4C096CC31
引用特許:
審査官引用 (2件)

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