特許
J-GLOBAL ID:200903020679179299

トンネル掘進機用カッタビット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-258899
公開番号(公開出願番号):特開平11-093578
出願日: 1997年09月24日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】カッタビットの耐久性の向上を図るとともに、たとえカッタビットの主なチップに破損が生じた場合にも簡単に交換を可能とするメンテナンスの容易性にも優れたトンネル掘進機におけるカッタビットを提供する。【解決手段】カッタビット(10)に主超硬合金製チップ(31)と補助超硬合金製チップ(35)とが固着され、前記補助超硬合金製チップ(35)の靱性を前記主超硬合金製チップ(31)の靱性よりも高く設定する。また、前記補助超硬合金製チップ(35)が前記主超硬合金製チップ(31)による切削とほぼ同時に切削動作に入るに好適な形態を有するとともに、両者が実質的に同一のビットシャンク部(32,36) に密着又は近接して配されている。その結果、切削時において靱性の高い補助超硬合金製チップが(35)相対的に靱性の低い前記主超硬合金製チップ(31)を保護して、同主超硬合金製チップ(31)の損傷を防ぎ、耐久性を向上させる。
請求項(抜粋):
トンネル掘進機の前面に支承される回転カッタの構成部材である1以上のスポークに沿って固設される複数のシールド掘進機用カッタビットであって、同カッタビットが主超硬合金製チップと補助超硬合金製チップとを備えており、前記補助超硬合金製チップの靱性が前記主超硬合金製チップの靱性よりも高く設定されてなる、ことを特徴とするトンネル掘進機用カッタビット。

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