特許
J-GLOBAL ID:200903020683206012

長連々時における浸漬ノズルの使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-122896
公開番号(公開出願番号):特開平11-290999
出願日: 1998年04月15日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 連続鋳造において、浸漬ノズルのPL位置の使用方法を改善することにより、長連々時の鋳造ストップ等の操業トラブル、オーバーフロー等による危険性、地キズの発生という欠点を排除することである。【解決手段】 連続鋳造において、連々進行に従い、TD16を下降させ、PL位置19を上方へ移動させる鋳造法であり、連々末期において従来と同様に地金21の堆積が生成しても、LD20とTD16間の距離を確保することによって、LD20の交換時のLD20の底開口作業の負荷を軽減し、さらに、土管22周りに煉瓦23を従来の3段積み以上に積み上げを可能にして、溶鋼のオーバーフローを防止し、同時に安全性の確保を可能にするものである。また吐出孔24がアルミナ25の析出により細化する連々末期には、TD16が下限近く、つまりPL位置19が浸漬ノズル最上段26となっているため、吐出流速が増加しても吐出流27による溶融パウダーの巻き込みを起こさないことを可能にしたものである。
請求項(抜粋):
連続鋳造の長連々の鋳込み開始後、直ちにタンディッシュの上昇により浸漬ノズルパウダーライン部の下限になるよう溶融パウダーライン位置を調整し、連々進行に従い、所定のタイミングにてタンディッシュを下降させ、つまりパウダーラインを上方へ移動させ、鋳造作業の安定化、及び、連々末期の鋳片の品質安定化を図ることを特徴とする浸漬ノズルの使用方法。
IPC (2件):
B22D 11/10 ,  B22D 11/10 330
FI (3件):
B22D 11/10 C ,  B22D 11/10 D ,  B22D 11/10 330 A

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