特許
J-GLOBAL ID:200903020686938898

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-028198
公開番号(公開出願番号):特開平5-222978
出願日: 1992年02月14日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明は内燃機関の空燃比制御装置に関し、中間空燃比領域において空燃比を徐々に理論空燃比とすることにより加速性能とNox 成分の排出量の低減を図ることを目的とする。【構成】 空燃比を希薄に制御する必要のない運転時(ステップ90でYes)のときはリーン補正係数FLEAN=1.0 とし(ステップ92) 理論空燃比又は理論空燃比より過濃側の空燃比に制御される。空燃比希薄条件(ステップ90でNo) のときはエンジン回転数<所定値であれば(ステップ96でNo) 、吸気管圧力マップFLEANPM によってリーン補正係数を算出する(ステップ94) 。エンジン回転数≧所定値であれば(ステップ96でYes)、スロットル弁開度マップFLEANTA によってリーン補正係数を算出する(ステップ102)。FLEANTA のマップ点に停まった場合はステップ104 でリーン補正係数はFLEAN1<SB>i-1</SB>+K が選択され、燃料噴射量は理論空燃比に徐々に向かって増量補正される。
請求項(抜粋):
空燃比設定手段と、空燃比設定手段によって設定された空燃比を得るべく内燃機関の燃料供給装置を制御する空燃比制御手段とを具備し、空燃比設定手段は、内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段と、内燃機関の低負荷領域において窒素酸化物成分の排出量の少ない超希薄側の空燃比を設定する第1空燃比設定手段と、前記低負荷域における上限の負荷よりは大きいが希薄空燃比で運転することができる上限の負荷より小さい中負荷領域においては負荷の増大に準じて超希薄側の空燃比から希薄空燃比以外の空燃比に次第に変化する中間の空燃比を設定する第2空燃比設定手段と、前記上限の負荷以上の領域においては希薄空燃比以外の空燃比に設定する第3空燃比設定手段と、内燃機関の負荷に応じて第1空燃比設定手段、第2空燃比設定手段、第3空燃比設定手段を選択する選択手段と、中間希薄空燃比が選択されかつ前記中負荷領域に継続的に停まる場合に最初に設定された空燃比からリッチ側に設定空燃比を徐々に修正する設定空燃比修正手段とから構成される内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/04 305 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 301

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