特許
J-GLOBAL ID:200903020688090756

ポリウレタン成形フォームにおけるピンチ変形および輪郭線の軽減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-037099
公開番号(公開出願番号):特開平8-258056
出願日: 1996年02月01日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【課題】 ポリウレタン成形フォームの製造におけるピンチ変形および輪郭線の形成を軽減または実質的に排除する、時限圧力解放を用いる気泡連通化方法を提供する。【解決手段】 ガスをモールドから放散させるが、モールドがわずかな量だけ分割線に沿って離れるように制御された方法で、硬化しつつある気泡ポリウレタンフォーム成形品のモールド内圧を解放することによる、時限部分的圧力解放(TPPR)を用いて気泡ポリウレタン成形品の気泡連通化を達成する。
請求項(抜粋):
成形ポリウレタンフォームのモールド内気泡連通化方法であって、次の工程:(a)モールドに液状の発泡性ポリウレタン予備反応混合物を導入すること、ここで該モールドは封止面を有し、かつその封止面を越えてポリウレタンが流出するのを実質的に防止するように封止面に沿ってモールドを封止するのに十分な型締力によって密閉され得るものであること;(b)型締力を加えることによって該モールドを封止すること;(c)該予備反応混合物を反応させかつ内部モールド表面に接触した状態へと膨張させて、硬化しつつあるポリウレタン気泡生成物の気泡内に加圧膨張ガスを含む硬化しつつあるポリウレタン気泡生成物を形成させること;(d)硬化しつつあるポリウレタン気泡生成物のTPRウインドーの間に上記型締力を減少型締力へと部分的に減少させて、硬化しつつあるポリウレタン気泡生成物により生じた内部圧が該減少型締力を越えるようにし、これによって上記の封止を破壊し、大部分の気泡壁を破裂させかつ膨張ガスの一部をモールドから放散させること、ただし上記の減少型締力はモールドの封止面の実質的な分離を防止するには十分なものであること;(e)モールドから取り出せるような十分な強度を示すまで、硬化しつつあるポリウレタン気泡生成物をモールド内で硬化させること;および(f)気泡連通化ポリウレタン気泡生成物をモールドから取り出すこと;を含んでなる方法。
IPC (3件):
B29C 39/02 ,  B29K 75:00 ,  B29K105:04

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