特許
J-GLOBAL ID:200903020688998510

光学シミュレーションの入力パラメータ決定方法,画像データ伝達方法,及びそれらのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-175531
公開番号(公開出願番号):特開2001-084288
出願日: 2000年06月12日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 CGを用いた光学シミュレーションを行うに際し,その入力値となる反射モデル式のパラメータ値を,容易且つ短時間でしかも物理的根拠のある値として得ることができる入力パラメータ決定方法を提供する。【解決手段】 色相,彩度,明度,表面状態を含む複数の条件についてそれぞれ1つの条件のみが異なる少なくとも3つの試料についてそれぞれ測定された試料毎の分光反射率の角度分布データ(i2)を,基準光に基づいてRGB座標系に変換し(s1,s2),それらに,反射モデル式(i1)を回帰分析によりフィッティングしてそれぞれパラメータの最適値を求め(s3),上記試料と上記パラメータ値との対応関係を表すパラメータ依存性情報を生成する。そして,シミュレーション対象の色彩及び表面状態に関するデータ(i11,i12)と上記パラメータ依存性情報とに基づいて,上記対象に関するパラメータの最適値を算出する(s16)。
請求項(抜粋):
所定の光源下における対象物の発色状態を,所定のパラメータを有する反射モデル式を用いてシミュレートするに際し,上記対象物に関する上記パラメータ値を決定する光学シミュレーションの入力パラメータ決定方法において,色相,彩度,明度,表面状態を含む複数の条件についてそれぞれ1つの条件のみが異なる少なくとも3つの試料についてそれぞれ測定された試料毎の分光反射率の角度分布データを,基準光に基づいて材料の発色に関する所定の座標系に変換する分光反射率データ変換工程と,上記分光反射率データ変換工程で得られた試料毎の材料の発色に関する所定の座標系のデータに,上記反射モデル式をそれぞれ回帰分析によりフィッティングしてそれぞれ上記パラメータの最適値を求め,上記試料と上記パラメータ値との対応関係を表すパラメータ依存性情報を生成するパラメータ依存性情報生成工程と,入力された上記対象物の表面の色彩及び表面状態に関するデータと,上記パラメータ依存性情報生成工程で得られたパラメータ依存性情報とに基づいて,上記対象物に関する上記パラメータの値を算出するパラメータ値算出工程とを具備してなることを特徴とする光学シミュレーションの入力パラメータ決定方法。
IPC (4件):
G06F 17/50 610 ,  G06T 11/60 120 ,  H04N 1/60 ,  H04N 1/46
FI (4件):
G06F 17/50 610 C ,  G06T 11/60 120 A ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/46 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • コンピュータグラフィクス装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-260786   出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田中央研究所, 関西ペイント株式会社

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