特許
J-GLOBAL ID:200903020691712105

U字方式の連続油水分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-323011
公開番号(公開出願番号):特開2003-126608
出願日: 2001年10月22日
公開日(公表日): 2003年05月07日
要約:
【要約】【課題】事業所等から出る汚染水の油分離を含み、家庭や工場また河川や海上で油が流出した場合、また知らない間に流れた場合、思わぬ事故で超大量の油流出した場合など、永久的または迅速に全油を分離回収し、元の水に戻すための新たな連続する油水分離装置を提供すること。【解決手段】機内の比重差分離を連続するため、U字状の上昇流れする最上部位置で、同一荷重高さ油面13と水面16を設け、そしてその油水面高さを超える発生が有った場合には、その超える発生量だけそれぞれの高さから即くオーバーフローの回収ができる構造をする。また油面や水面の高さには、分離質の調整方法として、油水面の高さの差が上下に動く方法で、調整できる装置を設ける。また混合油水が挿入部に入った時、機内に吹き出す前、挿入部で粗分離しながら、機内の最適分離位置へ上下二つの開口7と8から幅広い横一線の、水平噴き出しで機内へ挿入する構造を設ける。
請求項(抜粋):
イ、無動力の比重差分離を、完全な連続する分離にするため、U字方式の連続する油水分離機構にする。ロ、イ項の機構内では、比重差分離で油と水に分けながら、U字状の上昇流れする最上部位置で、同一荷重高さの油面と水面を設け、そしてその油面と水面高さを超える、機内発生が有った場合には、その超える分量をそれぞれの面の高さから、即くオーバーフローの回収する構造にする。ハ、油水分離帯の上面にできる、ロ項の油面の層構造は、油が上澄み状態の油面になり易い構造として、浮上油層の上部周りを円錐状や角錐状、または階段形状で面積を狭めながらの油面構造にする。ニ、ロ項の油水面の高さには、油水面の高さの差が上下に動く方法で、分離質を調整する油面調整19または水面調整20を取り付けする。ホ、イ項の機構で、混合油水が挿入部に入った時、挿入部では本体の機内へ吹き出す前に、挿入部内で粗分離を行い、そして機内水層部の分離帯直下位置と、少し下方向に離した位置の上下2個所から、幅広い横一線の、薄い水平噴き出しの機内挿入開口7と8を設ける。以上の特徴構成によりなるU字方式の連続油水分離装置。
IPC (6件):
B01D 17/025 502 ,  B01D 17/025 504 ,  B01D 17/028 ,  B01D 17/032 ,  C02F 1/40 ZAB ,  E03F 5/16
FI (6件):
B01D 17/025 502 D ,  B01D 17/025 504 ,  B01D 17/028 A ,  B01D 17/032 ,  C02F 1/40 ZAB A ,  E03F 5/16
Fターム (6件):
2D063DB08 ,  4D051AA01 ,  4D051BA01 ,  4D051BA07 ,  4D051BA08 ,  4D051BA09
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 液体分離機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-272035   出願人:日立工機株式会社
  • 特開昭61-000411
  • 特開昭61-000411

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