特許
J-GLOBAL ID:200903020693534611

電気・機械式ブレーキシステムを有する車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-127124
公開番号(公開出願番号):特開平6-335105
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 機械的及び電気的ブレーキを有する電気自動車の確実に動作するアンチロック・ブレーキを提供する。【構成】 この複合ブレーキ装置は、車輪(2a、2d)と連携する非同期電動モータ(4a乃至4d)と、油圧回路(14)および機械ブレーキ(18a乃至18d)をもつ機械ブレーキ装置を有する。該複合ブレーキ装置はまた、各車輪に設けられた回転周波数センサ(34a乃至34d)に接続する電子測定装置(36)を有し、この電子装置は非同期電動モータの制御手段(6)に基準信号を供給し、この制御手段が、基準信号の値の関数としてこれらモータの固定子周波数を制御する。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの車輪(2c、2d)と、固定子と前記固定子に磁気的に連結され、前記車輪に回転可能に取り付けられた回転子をもつ電動モータ(4c、4d)と、電動ブレーキモードで設定点信号(28)に応じて前記電動モータを動作させるように構成された制御手段(6)と、前記車輪と連携して、この車輪に機械的ブレーキ力を加えることができる機械ブレーキ装置(18c、18d、14; 14a; 14c)と、前記車両の運転者により動作させられ、ブレーキ行程を定める2つの終端位置の間で動作しうるブレーキ手段(16、22; 26a; 26b)であって、これらのブレーキ手段は、前記運転者により動作させられて前記設定点信号を前記制御手段に供給し、前記ブレーキ行程内におけるこれらのブレーキ手段の位置が、前記設定点信号の値と前記機械的ブレーキ力の値を定めるブレーキ手段とを有する車両(1;31;45)において、この車両は、前記電動モータ(4c)が非同期式であり、前記固定子は前記制御手段により定められる固定子周波数で回転する磁場を発生するよう配置された固定子巻線をもっており、前記回転子は前記回転磁場に応じて回転周波数で回転し、さらにこの車両は、前記ブレーキモードで前記電動モータが発電機もしくはモータとして機能しうるよう配設された電気供給手段(8)と、前記車両の速度にほぼ比例した基準周波数に対応する基準信号(24)を発生する測定手段(36、34a、34b、34c、34d)とを有し、前記車両の速度が所定の値の範囲内にあって、前記ブレーキ手段が前記ブレーキ行程の所定の範囲内で動作すると、前記機械的ブレーキ手段が動作し、かつ前記電気ブレーキモードで前記電動モータが同時に機能し、前記制御手段(6)は前記基準信号(24)に対応して、固定子周波数がゼロよりは大きく前記基準周波数よりは小さくなるようにこの固定子周波数を定めることを特徴とする車両。
IPC (3件):
B60L 7/24 ,  B60L 9/18 ,  B60T 8/58
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-074103
  • 特開平4-145805
  • 特開平1-308104
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