特許
J-GLOBAL ID:200903020694515432

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-168797
公開番号(公開出願番号):特開平8-321570
出願日: 1995年07月04日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 第1の目的は、冷媒槽3に取り付けるIGBTモジュール2の個数、またはIGBTモジュール2の取付けピッチの変化に対応できる冷媒槽3を低コストで提供することにあり、第2の目的は、IGBTモジュール2の総発熱量に合わせて容量の異なる放熱器を低コストで提供すること。【構成】 沸騰冷却装置は、IGBTモジュール2が取り付けられる冷媒槽3と、この冷媒槽3の上部に組付けられる放熱器とを備える。冷媒槽3は、対向する2枚の平板部材8a、8b、冷媒槽3の側壁面を形成する2枚の側板部材、および冷媒槽3の底壁面を形成する底板部材10より構成されて、対向する2枚の平板部材8a、8bの間にスペーサ6が配されている。IGBTモジュール2は、一方の平板部材8aの外表面に熱伝導性グリースを介して密着され、スペーサ6に設けられた螺子孔6aにボルト7を締結することで固定されている。
請求項(抜粋):
締結部材により外側面に発熱体が取り付けられて、内部に前記発熱体の熱を吸収して沸騰する冷媒を収容した冷媒槽と、この冷媒槽と連通して設けられて、前記冷媒槽で沸騰気化した気相冷媒を冷却液化する放熱器とを備え、前記冷媒槽は、対向する2枚の平板部材と、この2枚の平板部材の間隔を一定に保つとともに、前記放熱器との接続口以外の周壁面を形成する板状の周壁部材とから成り、少なくとも何方か一方の前記平板部材に前記発熱体が取り付けられることを特徴とする沸騰冷却装置。

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