特許
J-GLOBAL ID:200903020697307636
磁石粉末および等方性ボンド磁石
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-207910
公開番号(公開出願番号):特開2001-035712
出願日: 1999年07月22日
公開日(公表日): 2001年02月09日
要約:
【要約】【課題】磁束密度が高く、着磁性に優れ、信頼性、特に耐熱性(熱的安定性)の高い磁石を提供する。【解決手段】本発明の磁石粉末は、Rx(Fe1-yCoy)100-x-z-wBzAlw(ただし、Rは少なくとも1種の希土類元素、x:8.1〜9.4原子%、y:0〜0.30、z:4.6〜6.8原子%、w:0.02〜1.5原子%)で表される合金組成からなり、かつその構成組織が、ソフト磁性相とハード磁性相とが相隣接して存在するナノコンポジット組織となっている磁石粉末であって、結合樹脂と混合し成形して等方性ボンド磁石としたときに、室温での磁気特性を表すJ-H図での減磁曲線において、前記J-H図中の原点を通り、かつ傾き(J/H)が-3.8×10-6ヘンリー/mである直線yとの交点Pを出発点として測定した場合の不可逆帯磁率(χirr=χdif-χrev)が5.0×10-7ヘンリー/m以下であり、さらに室温での固有保磁力(HcJ)が406〜717kA/mである。
請求項(抜粋):
Rx(Fe1-yCoy)100-x-z-wBzAlw(ただし、Rは少なくとも1種の希土類元素、x:8.1〜9.4原子%、y:0〜0.30、z:4.6〜6.8原子%、w:0.02〜1.5原子%)で表される合金組成からなり、かつ、その構成組織が、ソフト磁性相とハード磁性相とが相隣接して存在する組織となっている磁石粉末であって、結合樹脂と混合し成形して等方性ボンド磁石としたときに、室温での磁気特性を表すJ-H図での減磁曲線において、前記J-H図中の原点を通り、かつ傾き(J/H)が-3.8×10-6ヘンリー/mである直線との交点を出発点として測定した場合の不可逆帯磁率(χirr)が5.0×10-7ヘンリー/m以下であり、さらに、室温での固有保磁力(HcJ)が406〜717kA/mであることを特徴とする磁石粉末。
IPC (5件):
H01F 1/053
, B22F 1/00
, B22F 9/08
, H01F 1/06
, H01F 1/08
FI (5件):
H01F 1/04 H
, B22F 1/00 Y
, B22F 9/08 M
, H01F 1/06 A
, H01F 1/08 A
Fターム (25件):
4K017AA04
, 4K017BA06
, 4K017BB01
, 4K017BB06
, 4K017BB12
, 4K017BB18
, 4K017CA07
, 4K017DA02
, 4K017EC02
, 4K018BA18
, 4K018BB04
, 4K018BB06
, 4K018BC01
, 4K018BD01
, 4K018KA46
, 5E040AA04
, 5E040AA19
, 5E040BB03
, 5E040CA01
, 5E040HB11
, 5E040HB17
, 5E040NN01
, 5E040NN06
, 5E040NN12
, 5E040NN15
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