特許
J-GLOBAL ID:200903020700577461

非接触カードリーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-063110
公開番号(公開出願番号):特開平8-263610
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 背面からの不要なカードデータの読み取りを防止でき、設置環境の影響を受けず、他の電子機器への影響の少ない非接触カードリーダの提供。【構成】 予め定められた周波数を有する電磁波を非接触カードに放出し、これに応答して非接触カードから放出された電磁波をカードデータで変調した変調波を受信するコイル状アンテナ4と、コイル状アンテナ4と共に、予め選択された周波数に等しい共振周波数を有するLC共振回路を構成するキャパシタンス素子と、コイル状アンテナ4の背面側に配置された金属板11とを有する。金属板11は、コイル状アンテナ4の背面側に放出された電磁波が金属板11よりも後方へ放出されるのを遮蔽する機能と、この電磁波を遮蔽する際に金属板11に生じる渦電流により、LC共振回路の共振周波数を前記予め定められた周波数に等しくなるように前記予め選択された周波数からシフトさせる機能とを併せ持つ。
請求項(抜粋):
カードデータを記憶している非接触カードから前記カードデータを読み取りデータとして読み取る非接触カードリーダであって、予め定められた周波数を有する電磁波を前記非接触カードに放出するコイル状アンテナを備え、前記非接触カードは、前記電磁波を受信し、この電磁波を前記カードデータで変調波に変調し、この変調波を前記非接触カードリーダに放出するものであり、この変調波を前記コイル状アンテナにて受信し、この変調波から前記カードデータを前記読取りデータとして復調する非接触カードリーダにおいて、前記コイル状アンテナに接続され、このコイル状アンテナと共に、予め選択された周波数に等しい共振周波数を有するLC共振回路を構成するキャパシタンス素子と;前記コイル状アンテナの背面側に該背面との間に間隔を置いて配置された背面側金属部材と;を有し、この背面側金属部材は、前記コイル状アンテナの背面側に放出された前記電磁波が前記背面側金属部材よりも後方へ放出されるのを遮蔽する機能と、この電磁波を遮蔽する際に前記背面側金属部材に生じる渦電流により、前記LC共振回路の前記共振周波数を前記予め定められた周波数に等しくなるように前記予め選択された周波数からシフトさせる機能とを併せ持つことを特徴とする非接触カードリーダ。
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る