特許
J-GLOBAL ID:200903020701655652

マスバイオセンサーによる測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 次男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-171642
公開番号(公開出願番号):特開平5-232113
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】高精度のマスバイオセンサーによる測定方法を提供する。【構成】本発明では、分析物または補体または分析物のアナログの誘導体を生成してキレートを形成させ、センサと特定的に結合させる。そして、このリガンド・キレートがセンサーに付着することで、質量の測定をおこない、サンプル中の分析物の濃度を決定する。測定が完了すると、解離処理をおこない、センサから誘導体種を解離させ、センサーの再使用を可能とする。この解離処理はリン光測定によって監視することができ、所定のしきい値と比較することにより解離処理が十分であるかどうか決定することができる。本発明ではセンサの再生が可能であるので、センサの使用回数を最大にすることができる。さらに、同じセンサおよびコーティングを用いてキャリブレーションを行うことができ、測定系誤差をなくし、定量の精度を向上させる。
請求項(抜粋):
次の(イ)から(チ)の工程を含むことを特徴とするマスバイオセンサーによる測定方法。(イ)リガンドを選択し、(ロ)共有結合している結合剤を備えるセンサーを設置し、前記結合剤は前記リガンドと特定的に結合するものを選び、(ハ)前記リガンドを含むサンプルを前記センサーに導入させ、前記リガンドを前記結合剤に特定的に結合させ、(ニ)前記センサー上の質量を前記センサーが組み込まれるマスバイオセンサーシステムによって測定し、前記サンプル中の分析物の量を決定し、(ホ)前記センサーを解離処理をおこない、前記結合剤から前記リガンド・キレートを解離させ、(ヘ)前記センサに前記リガンド・キレートを励起させる光を照射させ、(ト)前記照射を終了し、(チ)前記センサーから放射されたリン光を検出し、センサー基板上に解離していないリガンド・キレートを表す。
IPC (3件):
G01N 33/543 ,  G01N 21/64 ,  G01N 21/76

前のページに戻る