特許
J-GLOBAL ID:200903020704075460

プロピレン共重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-313106
公開番号(公開出願番号):特開平7-165814
出願日: 1993年12月14日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】プロピレンと両末端にビニル基を有するα-ωジエンからなり、該α-ωジエン単位の含量が0.0001〜5モル%の範囲にあり、共重合体中に含まれるビニル基のモル数/α-ωジエン単位のモル数の比が 0.9以下であり、重量平均分子量Mwを数平均分子量Mnで除した値、Mw/Mnが高分子量域で7以上であり、高分子量域のMw/Mnを低分子量域のMw/Mnで除した値が2以上、プロピレン連鎖部分の13C-NMRでもとめたmmmmペンタッド分率が90%以上であり、 135°Cのテトラリン溶液で測定した極限粘度数〔η〕が 0.1〜10dl/gの範囲にある結晶性のプロピレン共重合体。および、その製造方法。【効果】ポリオレフィンの物性改良剤として用いたときに従来公知のプロピレン/エチレン/ジエン共重合体に比較して剛性、耐衝撃性のバランスが優れた成形品を得ることが可能である。
請求項(抜粋):
プロピレンと両末端にビニル基を有するα-ωジエンからなり、該α-ωジエン単位の含量が0.0001〜5モル%の範囲にあり、共重合体中に含まれるビニル基のモル数(M)とα-ωジエン単位のモル数(M0 )が下記式(数1)で表される関係にあり、沸騰パラキシレン不溶分が1重量%以下で、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定し、縦軸を溶出量、横軸を分子量の自然対数で表した分子量分布曲線のピーク位置を中心にして高分子量域、低分子量域、中間領域にわけ、それぞれについてガウス分布で近似したときの重量平均分子量Mwを数平均分子量Mnで除した値、Mw/Mnが、高分子量域で7以上であり、高分子量域のMw/Mnを低分子量域のMw/Mnで除した値が2以上、プロピレン連鎖部分の13C-NMRでもとめたmmmmペンタッド分率が90%以上であり、135°Cのテトラリン溶液で測定した極限粘度数〔η〕が0.1ないし10dl/gの範囲にある結晶性のプロピレン共重合体。【数1】
IPC (2件):
C08F 4/68 MFG ,  C08F210/06 MJG
引用特許:
審査官引用 (1件)

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