特許
J-GLOBAL ID:200903020705808747

タンタル、ニオブ等の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 大輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-033240
公開番号(公開出願番号):特開2002-241864
出願日: 2001年02月09日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】低濃度フッ化水素酸溶液で鉱石若しくは精鉱を処理して、タンタル、ニオブ等を溶解させ、高効率でアンチモンを除去することの出来るタンタル、ニオブ等の製造方法を提供する。【解決手段】 アルカリ疎解抽出法を用いたタンタル、ニオブ等を採取精製するタンタル、ニオブ等の製造方法であって、原料の鉱石若しくは精鉱を比表面積が0.5m2/g以上に調整した微粉原料を、55wt%フッ化水素酸溶液を用い溶解処理して得たフッ素抽出液を、アンチモン除去工程で鉱酸を添加することでフッ素イオン濃度と鉱酸の遊離酸濃度とを所定範囲に制御して、卑金属成分を用いて溶液中の不純物であるアンチモンを置換除去する工程を備えたことを特徴とするタンタル、ニオブ等の製造方法による。
請求項(抜粋):
タンタル、ニオブ若しくはこの双方を含有し、且つ、アンチモンを不純物として含有した鉱石若しくは精鉱を原料とし、フッ素処理工程で当該原料をフッ化水素酸で処理してニオブ、タンタル等の溶出したフッ素抽出液とフッ素処理残渣とを分取し、アンチモン除去工程で当該フッ素抽出液に鉱酸を所定量添加し液温を20〜60°Cに維持し、ここに卑金属成分を添加することで不純物成分として溶解しているアンチモンを当該卑金属成分上に置換析出させ、当該卑金属成分が完全溶解する前に残渣として分離除去するアンチモンの除去処理をし、そのフッ素抽出液からタンタル、ニオブ等を採取精製するタンタル、ニオブ等の製造方法であって、原料である鉱石若しくは精鉱は、その比表面積が0.5m2/g〜10m2/gである微粉原料であり、フッ素処理工程で用いるフッ化水素酸は20wt%〜60wt%のフッ化水素酸溶液を用い、アンチモン除去工程で前記フッ素抽出液に鉱酸を添加することでフッ素イオン濃度が1〜20mol/l、鉱酸濃度が0.5mol/l〜10mol/lの組成であることを特徴としたタンタル、ニオブ等の製造方法。
IPC (6件):
C22B 34/24 ,  C01G 33/00 ,  C01G 35/00 ,  C22B 3/46 ,  C22B 3/04 ,  C22B 30/02
FI (6件):
C22B 34/24 ,  C01G 33/00 C ,  C01G 35/00 E ,  C22B 30/02 ,  C22B 3/00 U ,  C22B 3/00 A
Fターム (9件):
4G048AA01 ,  4G048AB08 ,  4G048AC08 ,  4G048AE03 ,  4K001AA18 ,  4K001AA21 ,  4K001AA25 ,  4K001DB02 ,  4K001DB18

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