特許
J-GLOBAL ID:200903020714490342

非球面偏心測定装置及び非球面偏心測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 鈴江 武彦 ,  村松 貞男 ,  坪井 淳 ,  河野 哲 ,  風間 鉄也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-182796
公開番号(公開出願番号):特開2004-028672
出願日: 2002年06月24日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】非球面レンズに形状誤差が存在しても、高精度に非球面レンズの非球面偏心量及び非球面偏心方向を測定する非球面偏心測定装置及び非球面偏心測定方法を提供する。【解決手段】回転部4は保持部3により保持されたレンズ1を回転させる。スポット軌跡検出手段5はレンズ1から反射された光のスポットの軌跡を検出する。環状領域形状データ取得手段6はレンズ1の被検面1bの環状領域の形状データを取得する。処理部8は環状領域の形状データと入力された被検面1bの形状データを対比して被検面1bの面頂1tbの位置を取得する。処理部8はスポットの軌跡から被検面1a,1bの近軸曲率中心1oa,1obの偏心量及び偏心方向を取得する。処理部8は面頂1tbの位置と近軸曲率中心1oa,1obの偏心量及び偏心方向から被検面1bの非球面偏心量及び非球面偏心方向を取得する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
レンズを保持する保持部と、 この保持部とともにレンズを回転させる回転部であって、前記レンズの光軸と回転部の回転軸とはほぼ並列しかつ接近している回転部と、 回転部により回転させられているレンズにこの回転軸に沿って光を導き、レンズから反射された光のスポットの軌跡を検出するスポット軌跡検出手段と、 前記回転軸から一定の距離にあり、一方の被検面に沿って延びている環状領域の形状データを取得する環状領域形状データ取得手段と、 一方の被検面の形状データと他方の被検面の形状データが入力され、一方の被検面の形状データに基づく形状と、前記環状領域の形状データに基づく形状との差が最も小さくなる相対的な形状移動量をもとめ、この移動量に基づいて前記回転軸に対する一方の被検面の面頂の位置を取得し、一方の被検面の形状データと他方の被検面の形状データに基づいてそれぞれ一方の被検面の近軸曲率と他方の被検面の近軸曲率を取得し、この一方の被検面の近軸曲率とこの他方の被検面の近軸曲率と前記スポット軌跡検出手段により検出されたスポットの軌跡とに基づいて一方の被検面の近軸曲率中心の偏心量及び偏心方向と他方の被検面の近軸曲率中心の偏心量及び偏心方向とを取得し、この一方の被検面の近軸曲率中心の偏心量及び偏心方向とこの他方の被検面の近軸曲率中心の偏心量及び偏心方向と前記一方の被検面の面頂の位置とに基づいて一方の被検面の非球面偏心量及び非球面偏心方向を取得する処理部と を具備していることを特徴とする非球面偏心測定装置。
IPC (1件):
G01M11/00
FI (1件):
G01M11/00 L
Fターム (1件):
2G086FF04

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