特許

J-GLOBAL ID：200903020714942278

軸流送風機

発明者： 山口 信行 ,  後藤 充成
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 木村 正巳
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-203397
公開番号（公開出願番号）：特開平5-026200
出願日： 1991年07月19日
公開日（公表日）： 1993年02月02日
要約：

【要約】【目的】 入口案内翼のピッチ角を如何なる角度に設定しても、失速を遅くして作動範囲を大きくする。【構成】 可変ピッチ型の入口案内翼31とエアセパレータ34を備え、該エアセパレータ34の上流側開口38を、入口案内翼31部分の上流側に対応するファンケーシング33の部分に設ける。これにより、入口案内翼31のピッチ角を如何なる角度に設定しても、動翼32の先端部に発生する小さな失速流体は、動翼32と同じ方向の旋回を持って動翼先端開口37に押し込まれ、複数の整流ベーン35でこの旋回が除去されて軸方向に戻った再循環流れ39は上流側開口38から主流部に戻り、主流部の軸方向流れ45とスムーズに合流する。

請求項（抜粋）：

入口案内翼を可変ピッチとした軸流送風機において、動翼の前縁先端から上流側のケーシングの一部分を外向きに円環状に突設し、該突設部分内に複数の整流ベーンを円周方向に列設して再循環流路を形成してなるエアセパレータの上流側開口を、前記入口案内翼部分の上流側または前記入口案内翼の前半分部分から上流側に対応するケーシング部分に設けたことを特徴とする軸流送風機。