特許
J-GLOBAL ID:200903020720231340

速度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-219566
公開番号(公開出願番号):特開2003-033066
出願日: 2001年07月19日
公開日(公表日): 2003年01月31日
要約:
【要約】【課題】速度フィードバック信号の高周波成分を除去し、高周波数の振動を起こさないように遅れ要素の位相遅れを補償し、機械系の速度を目標速度に精度よく追従することが可能な速度制御装置を提供する。【解決手段】速度制御系において、機械系(5)の速度VMと速度オブザーバ6による機械系5の速度の推定値VMOとの差を入力し、当該入力に基づいて速度差VM-VMOを出力する速度オブザーバ補償器10と、速度オブザーバ補償器10の出力と前記PI制御器2の出力Troとの和を入力する機械系のモデル8と、を備え、速度オブザーバ6は、機械系のモデル8の出力がフィルタ遅れ要素のモデル11およびむだ時間遅れ要素のモデル12を通った信号VMOが機械系5の速度VMと等しくなるように構成すると共に、機械系のモデル8の出力を速度制御系の速度フィードバック信号Vfとなるようにした。
請求項(抜粋):
制御器あるいは制御対象にフィルタ遅れ要素(3)やむだ時間遅れ要素(4)が存在し、目標速度Vrとなる速度指令に追従するようにPI制御を行う速度制御系であって、機械系(5)の速度VMと速度オブザーバ(6)による機械系(5)の速度の推定値VMOとの差を入力し、当該入力に基づいて速度差VM-VMOを出力する速度オブザーバ補償器(10)と、前記速度オブザーバ補償器(10)の出力と前記PI制御器(2)の出力Troとの和を入力する機械系のモデル(8)と、を備え、前記速度オブザーバ(6)は、前記機械系のモデル(8)の出力がフィルタ遅れ要素のモデル(11)およびむだ時間遅れ要素のモデル(12)を通った信号VMOが前記機械系(5)の速度VMと等しくなるように構成すると共に、前記機械系のモデル(8)の出力が前記速度制御系の速度フィードバック信号Vfとなるようにしたことを特徴とする速度制御装置。
Fターム (7件):
5H550BB10 ,  5H550FF03 ,  5H550GG03 ,  5H550JJ24 ,  5H550JJ26 ,  5H550JJ30 ,  5H550LL01

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