特許
J-GLOBAL ID:200903020729088923

衛星通信用ヘリカルアンテナの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-178538
公開番号(公開出願番号):特開平6-029713
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】たとえ導線の材質が柔軟性に富んでいる場合でも、完成したヘリカルコイルに部分的な屈曲部等が発生せず、高品質な衛星通信用ヘリカルアンテナを容易に得ることのできる衛星通信用ヘリカルアンテナの製造方法を提供する事。【構成】棒状基体11の外周に各支持部材12が十字状に突設された巻き枠10を準備し、各支持部材12a,12b,12c,12dの相互間に、円筒体を軸心に沿って4分割した態様の各クサビ部片71〜74を配置し、各クサビ部片71〜74の円筒状表面を巻回用ガイド面として、導線を支持部材12a,12b,12c,12dの導線係入用溝群13a,13b...に対し螺旋状に巻回することによりヘルリカルコイル20を形成し、しかるのち上記ヘリカルコイル20と巻き枠10との間から、クサビ部片71〜74を抜き取ることにより、衛星通信用ヘリカルアンテナのアンテナ素子部を形成するようにした。
請求項(抜粋):
筒状または柱状をなす棒状基体の外周面に、矩形板状をなしかつ各先端縁部に所定ピッチの導線係入用の溝群を有する4個の支持部材が十字状に突設された態様の巻き枠を得る第1の工程と、この第1の工程により得られた巻き枠における隣接する支持部材相互間に、中心軸を含みかつ直交する二平面で円筒体を4分割した態様の各クサビ部片を、前記棒状基体と同軸的に配置する第2の工程と、この第2の工程により配置された各クサビ部片の相互間に露出している前記支持部材の導線係入用溝群に対し、上記各クサビ部片の円筒状表面を巻回用ガイド面として導線を螺旋状に巻回してヘルリカルコイルを形成する第3の工程と、この第3の工程によりヘルリカルコイルが形成された後、上記ヘリカルコイルと前記巻き枠との間から前記各クサビ部片を抜き取る第4の工程と、を備えたことを特徴とする衛星通信用ヘリカルアンテナの製造方法。
IPC (2件):
H01Q 1/36 ,  H01Q 11/08

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