特許
J-GLOBAL ID:200903020732348839
トレース方式
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-121655
公開番号(公開出願番号):特開平5-314040
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】運用開始時には、最少のトレース情報を採取し、障害発生時は、同一障害の再発監視等のために障害前よりも詳細で採取量が多いトレース情報を採取し、トレース出力処理の負荷の軽減を図る。【構成】運用開始時直後のトレース制御情報17は、最低詳細度である。トレース採取手段9は、トレース制御情報17に従い全ての回線に関して最低詳細度のトレース情報を採取する。障害発生時に、障害監視手段20がトレース制御手段10を起動する。トレース制御手段は、障害に応じて以前より高い詳細度をトレース制御情報17に設定する。障害発生後は、トレース採取手段9は、トレース制御情報17に従い高い詳細度のトレース情報を採取する。
請求項(抜粋):
通信回線によって接続された端末や通信制御装置から構成される通信システムで、通信障害発生時の原因究明等に使用するため、前記端末や前記通信制御装置の通信装置内部の通信処理プログラムの実行履歴情報であるトレース情報として回線やコネクションの通信リソースに関する前記トレース情報をシステムの運用中に通信装置の内部メモリやディスクの外部記憶装置上に蓄積し、保守員や開発者等の障害対策者に対して前記トレース情報を編集出力するトレース方式において、開発者が設定した複数の詳細度と前記トレース情報との対応関係に基づき前記通信処理プログラムの各モジュールで発生する前記トレース情報に詳細度情報を付加し、トレース制御情報に従って特定詳細度の前記トレース情報を採取するトレース採取手段と、オペレータの指示に基づき前記トレース制御情報を変更するトレース情報制御手段と、採取した前記トレース情報を格納するトレース格納手段と、障害を検知し前記トレース情報制御手段に障害情報を通知する障害通知手段を備え、運用開始時には、詳細度の低いトレース情報、即ち、通信障害原因究明に必要最低限の前記トレース情報を採取し、障害発生時、障害発生まで蓄積された前記トレース情報からでは、障害原因究明時間が非常にかかる場合や障害原因の究明が出来ない場合の障害再発監視のため、前記障害通知手段の指示に基づきトレース制御手段が前記トレース制御情報を以前より高い詳細度に変更することで、トレース採取手段が高い詳細度の前記トレース情報を採取し、変更された詳細度で不十分な場合は、その後のオペレータによるトレース制御手段への特定詳細度の指示に基づき、通信障害原因究明に必要十分なトレース情報を採取することを特徴とするトレース方式。
IPC (3件):
G06F 13/00 353
, G06F 11/34
, H04M 3/26
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